「そういう」を含む小説

人の思考なんてのは読もうとして分かるものでもない。だから時にぶつかる。 そういうことを喧嘩と巷手は言う。そういうすれ違いは誰にでもある。 私たちにもあった。でも…私たちはそれだけ…

新しい手帳を買うと、今年こそは日記をつけようと毎回思う。 だいたい三日も続かない。一日だけで終わることのほうが圧倒的に多い。 これもたぶん、そういうやつ。

会話文の練習です。皆さんからお題を頂いて、会話文の煽り合いの果てにカラオケに行くことになる、そういうことを目標にします。 出来るだけ不自然な話題転換は避けたいので頑張ります。 …

　釣りが趣味の高校生、小澤涼介の釣り上げた大きな獲物——白磁の肌と金と黒の髪の美少女、自称レヴィアタン。 　レヴィアタンは自分を助けた（？）彼に惚れ、彼と共にあろうとする。最初は…

神話の時代の勇者であるミネリア・スタージュは王国の宮廷魔道士だったのだが、シャルレッテ（とかだったと思う）第三王子に追放され、悲しんでると思いきや、めっちゃ喜んでいた。 ちなみ…

透明の中の不透明、手頃で危険なチャーミングに心を乱されたい。ということで書きました。自主企画やイベント用にと進めてましたが普通に間に合わなかったので半分供養みたいなもんです。

　音声作品って知ってます？ 　恥ずかしい話なんですが、一時期そういうものにハマっていまして。

KAC8回目、最終のお題「めがね」に寄せた掌編です。 告白できるのか？いけるのか？みたいなとこで迷ってるときが一番楽しいという、そういう感情を両サイドから。

どこにでもいる平凡な少年、美空カスミは意外と学園のアイドルと近い位置にいる。 土御門先輩を敬愛している百合少女こと春奈。 リーマンと付き合っているビッチの夏海。 他者を人間と認識…

小さな事務所のアイドルグループ『crown』に所属する瞬は、アイドルとしてのキャラを演じている。 簡単なところで言えば、眼鏡だ。 アイドルとして出る時はつけていないが、私服の時…

24時間365日、その診療所は開いてる。古びたアパートの2階にあるそこは、少し不便に感じるかもしれないが、悩める少年少女から銃創の絶えない中年まで分け隔てなく診てくれる女医の腕は…

はるか遠い宇宙にベゴニアピコティという神々的存在の種族がいて、 そのベゴニアピコティは遥か昔から宇宙のあちこちで様々な実験を繰り 返していた。 そうやって新しい星が生まれ、そして…

KAC2024 第8回お題「めがね」。 この話はフィクションです。実在の人物及びゲームとは一切関係がありません。ありませんってば。

　どうしてこんなになるまで放っておいたんだ！　私を！ 　我々は世界誕生の瞬間を観測できぬ。ゆえに世界が在る前に「無が有ったかどうか」も分からぬ。 　ならば、ならば―― 　そこ…

ファミリーレストランでだらだらとドリンクバーを消費しながら話をする。それがぼくらの週末の過ごし方だ。 二人で不毛な会話をして解散。そういう日々がずっと続くのだと思っていた。

叶わぬ恋心と共に、好きだった人に選んでもらった眼鏡を捨てた。 だって、今日はあの人の結婚式だから。 ・・・・・・ーーーー・・・・・・ 『KAC2024』参加作品…

モテないお兄ちゃんと妹のお話です。

ヒトミは物心ついたときから分厚いめがねをかけさせられていた。 「めがねがないと見えないんだから」 母に何度もいわれてそういうものかと諦めていた。そんなヒトミにも恋人ができ、とうと…

呪術に「狐の窓」というものがある。 手を手順通りに組み合わせ、呪文を唱えると、その指の隙間から化け物を見ることができる。 そういう呪術。 その呪術の複雑な手順を全て省略して、その…

KAC！　もう全然追い付いてません。書くだけ書く。 ささくれできると親不孝、みたいな言葉を聞いたことがあるので、そういう話です。 拙作『徒花を喰らう』の登場人物、宍戸クサリと鹿…