「この顔」を含む小説

「俺は真実の愛を見つけた。キャサリンは、キミと違って素直で愛らしい。ろくに手紙もくれないキミとは違う。この婚約は破棄させてもらう。このキャサリンこそ俺の運命の女性なんだ」 三年…

雪の降り積もった夜、大学卒業を控えたモラトリアム気質な主人公は片思いしていた1つ上の燐(リン)先輩と再会する。 社会に出て更に美しい女性となった彼女だが、この顔はどこか憂いを帯…

自主企画参加作品です

大きな胸がコンプレックスで、自分に自信が持てない女子高生・つばさ。 電車で痴漢にあっているところを、美女に助けられる。 美女はしばらくの間、つばさの登下校に付き合うと申し出てくれ…

　魔女は焦っていた。とても焦っていた、ので普段なら目に留まりもしない古びた魔道具屋が不思議と目に留まり、普段なら絶対に入りもしない一見の店に入り、「右腕は置いてないかしら」とかい…

僕が実際に夢で見た話をもとにしました。

「グリンダ……またダメだったよ」 申し訳なさそうに言うお父様のこの顔を何度見た事だろう。正直、見飽きた。 「そうですか。仕方ありませんね。さて！気持ちを切り替えて、次ですわ！次…

第４回私立古賀裕人文学祭エントリー作。お題：「記憶にございません」 執筆時間58:14:21。 人から覚えられにくい顔をした男 vs「記憶にございません」人間。

元メンズアイドルでフリーターとしてコンビニで働く、美咲(みさき)。 彼は自分に声を掛けてきた年上の女性、百花(ももか)と親密な関係になり、次第に彼女のアパートへ通う回数が増えてい…

　勇者が殺された。 　 　その一報はすぐさま広まり、全世界に衝撃が走った。それと同時に勇者を殺したとして一人の男が指名手配された。その名は魔剣士ことゼン・ローラン。この俺だ。 …

少女は自身の顔にコンプレックスがあり悩んでいた。 それに漬け込むように、整形の費用を出すという女性と出会う。 その女性は「さや」という女の子の写真を少女に見せ、この顔にならないか…

　【連載再開】「……私は。私は、この顔のせいで、たくさんの人に、悲しい思いをさせてきました」 　悪魔だけど天使のような心と可愛さの転校生、リール・シャンテ・フェルデンは悲しみと絶…

　平安のお姫様が悪役令嬢イザベルへと転生した。平安の記憶を思い出したとき、彼女は絶望することになる。 　絶世の美女と言われた切れ長の細い目、ふっくらとした頬、豊かな黒髪……いわ…

「ぼくの顔を押し込めて、その上に新しい顔を描いてさ。心まで別人になってしまう気がするんだ。この顔はぼくのものだけど、ぼくじゃない……。なんか………こうして見つめていると、この白塗…

王子の婚約者に決まったカサンドラは考えた。あら、私って悪役令嬢じゃないかしら？派手な髪色、派手な瞳、気の強そうな顔は傲慢そうにも見えるし、私、やっぱり悪役令嬢なんじゃないかしら？…

「どうせ一目惚れだろ？　この顔が良いだけじゃんか……」 「顔だけで判断しているなら、どの人格だろうと文句なんか言わないはずだけど？」 「あたしは嫌か。……二千二の人格があっても…

※改稿中！、内容が変わることがあります。（2022/09/04） 「うん、この顔なら自信をもってかわいいって自己評価できる。」 　ふわふわした金髪。碧い瞳。　 　だれよりもか…

生き物を殺したい理子と、理子に恋焦がれるそらの物語。

「……齢七歳にして言葉も知らぬとは哀れだな。いっそ死ぬまで眠り続ければよかったものを」 その言葉を聞いた瞬間、思い出した！　この顔って私がひそかにはまってた乙女ゲーム【ディマイ…