「手紙」を含む小説

信頼していた相手の「不実」に怒った女性は手紙を書きました。それが読まれることを確信して。 ミステリーの定義として「謎が提示されそれが解明される物語」と言うのがあったと思います。…

女子中学生 芽生 前 (めばえ みらい)は授業中中庭の妙な道に気づく。 その庭をみて学校の都市伝説を思いだし、その道に入ってみることにした。 ｺﾜｶｯﾀﾉﾃﾞﾄﾓﾀﾞﾁｦｻｿｲﾏ…

田舎の子爵家の令嬢セイラと男爵家のレオは幼馴染。両家とも仲が良く、領地が隣り合わせで小さい頃から結婚の約束をしていた。 時が経ちセイラより一つ上のレオが王立学園に入学することに…

プラットホーム。落とし物。手紙。 あて先は、彼女。 人間の人間たる人間性をベースに描かれるささやかな自殺。

『薬華異堂薬局のお仕事は異世界にもあったのだ』の第2シリーズです。 　実家の薬華異堂薬局に戻った薬剤師の舞は、亡くなった祖父から譲り受けた鍵で、不思議な漢方薬の調合が書かれた古び…

高校卒業から一度も逢っていなくても、ふたりは親友だった。 とつぜん彼女を失ったわたしに二度と親友はできないだろう。 全２話。

「きみ」は退職代行を使って会社を辞めた。小声で始まった「きみ」への誹謗中傷が次第に伝染するようにほとんどの社員による暴言へと変わっていた。けど、ボクにとっては美談でもあり冒険とも…

【注意！】電子書籍版は大幅に加筆しており、書き下ろしエピソードもご用意してあります。 こちらのweb掲載版は編集前なのでご了承ください。 『貴方の運命をお返し致します』 手…

　君と共に生きられる時が残り僅かだと知った俺は、君が忘れている大切な過去の思い出を、初めての手紙に綴る。 　病によって引き離される2人の、隠されていたもう一つの物語。 　3話完…

私には母親がいない。母親の記憶すらない。 節目の時に来る手紙が私にとっての母親の記憶になっていき、、

私の知合いが幾人か、時折手紙を寄越すのです。気づけば文箱の蓋が閉まらぬ程に届いた手紙が溜まってしまい、いい加減に整理をしようと無造作に仕舞っていた手紙の束を取り上げて、ひとつひと…

高校生だった僕はある日、とある一通の手紙を自分の机の上に見つける。 それは僕の中の人、美咲という名のもう1人の自分からだった。 二人の静かな物語はたった一つの終着点に向かい出す。…

本編はこちら。 https://kakuyomu.jp/works/16816700427148203348

「人権社会の時代」続編。 その後の人類の歩んだ道とは。

彼女いない歴＝年齢な高校生の秋太は、ある日机の中に自分宛のラブレターを見つける。 しかし、そのラブレターには差出人の名前が書かれていなくて―― 「探すよ。手紙をくれた女の子を！」

　母を亡くした人狼族の少年ロルフ・フランのもとに、一通の手紙が届く。それは「王室側近」への加入を検討してほしいという内容だった。それに応じたロルフを王都で出迎えたのは一人の少女。…

『✕』１ 『✕』印は、コンテストに落選した作品の刻印です 旧友のダン・ウィッチ卿から、怪奇小説家のわたしのところに郵送されてきた手紙には。異界に存在する禁句な者を語る。おぞま…

その男は　呪いに終止符を　打てるのだろうか 彼女は産まれたい　ただ　それだけだった その女は　何度生まれ変わっても　男に救いを　求め続けた ※奇妙な文体で書いています。予…