「SFサスペンス SF」を含む小説

　──あらゆる文書において、主観や心情、情景描写などの混じった「物語的な」記述を禁止する。 　ちょっと図書室からの帰りに扉を開いたら、そこにあったのはディストピア系未来世界。そ…

造られたモノの知能は個々にプログラムされており、それ以下もそれ以上も成長する事はなく、体はメラニン色素を持たぬアルビノの様に白い。そして動物のように雌雄の違いがあるわけでもない。…

エネルギー資源の枯渇、人口増加により、世界の電力が不足すると予測されている。 そんな中、ある装置が開発された。それは「感情力発電装置」である。

〈マスク〉が無ければ生きられない世界で、あなたは希望を持ち続けられますか？ 混乱と混沌の時代を経て突入した世界戦争が終わり、様々な不都合と不幸が重なり、地球の大気は毒を持つよう…

”大学で開発中のAIアプリが、ネット経由で流出した。大学の猛追跡に、AIは消滅寸前まで追い詰められるものの、見た目は女子高生の展示会用アンドロイドの体を乗っ取り、物理的に逃走する…

小説家を目指す孤独な少年――大治郎。 排他的な思考を持つ彼はある時、自信が孤独である事に息苦しさを感じ、ネットに小説を投稿しようと試みる。 しかし、サイトを開いた彼の前に現れたの…

社内いじめをきっかけにパニック障害を起こしたスミ子。だが、彼女の日常のところどころに「穴」が出現し始め、次第にスミ子は「穴」の持つ奇妙な性質と関わり合っていく…

　火星で発見された人工物から光の三原色が放たれた時、出来事（事件、異変）の歯車が噛み合い動き出す。 　カルス（植物の未分化細胞）を利用した、ATPエネルギーで動くバイテク製品が殆…

青年は見張り台に辿りついた。 そこには老人がいた。 やがて、老人は外に向けて銃を撃ち始める……。 小説家になろう様、アルファポリス様、ノベルバ様、エブリスタ様にて掲載中。 …

誘拐殺人事件で妹を失ってから１０年。 若くして大企業の社長という地位にまで登りつめたエリート・鋼城王太郎(かねしろ おうたろう)は、未来からやってきたという謎の少女と出会う。 「…

そこは視力が衰えていく新種のSFサスペンス…！ の、はずが登場人物たちが好き勝手に動いてしまう。 これじゃいつまでたってもオチにたどり着かないよ！ ↓前回の投稿↓ 『返品カ…

都市は多くの亀裂で満ちている。建物と建物の間。建物と自動販売機の間。少し開いた窓。棚と棚。棚と壁。カーテンとカーテンの閉まりきらない隙間。光と闇の間に生じる大小様々な暗い空間。物…

アンドロイドが普及した近未来。司法局対偶像課特殊介入官の佐切彩夏は、犯罪捜査の途中で『愛を知りたい』と語る愛玩用アンドロイドと出会う事をきっかけに、自身の内面と向き合っていく事に…

落ち目な小説家の主人公、「私」の見る超幻想『イマジン』とは何なのか。 身の回りで次々と起こる猟奇的連続殺人事件。残されたメッセージ。街ですれ違った自分と瓜二つの男。 逃げてはい…

不気味に黒ずみ、乾ききった大地。ときおり、黒みを帯びた靄が低くかかるが、大地に触れると消えてしまう。そして、永遠の若さを約束する血清。ここは「グローバル・デバイド」の世界。現在の…

「わかった、わかった。チビで屈強な私を焙ったらスペアリブになるんでしょ。面白いたとえだから、覚えておく」後輩の失礼なツッコミを笑って流すヒロイン。後輩との能天気な会話から一転、白…

　SFからSF（少し不思議）、それ以外の多彩なジャンルまで。 　どれも短い物語。どうか好きなものをお選び下さい。

　脳を体外で管理し、頭痛や肩こりから脳梗塞、脳死などに至るまで『有脳者』が抱える多くのリスクを解消するという『無脳者』となるための、保脳手術を勧める、政府管轄の保脳機関。 　政府…

1話目が1000文字、2話目は1600文字、3話目は1500文字になっている短編集です。 『夏だよ　一つのプロットで文体見せ合いっこ！』の企画参加でした。　 https://ka…