概要
主は言われた。中立的な事実のみ記せ、と
──あらゆる文書において、主観や心情、情景描写などの混じった「物語的な」記述を禁止する。
ちょっと図書室からの帰りに扉を開いたら、そこにあったのはディストピア系未来世界。そこで性別不詳のボクは、同じく性別不詳のm^8……、通称『ミヤ』さん出会う。
ミヤさんは世間を監視しては、それを文字情報にする仕事を行なっていた。
ボクが現代帰還するまでの少し待ち時間、監視カメラに写ったのは、死体だった――
ちょっと図書室からの帰りに扉を開いたら、そこにあったのはディストピア系未来世界。そこで性別不詳のボクは、同じく性別不詳のm^8……、通称『ミヤ』さん出会う。
ミヤさんは世間を監視しては、それを文字情報にする仕事を行なっていた。
ボクが現代帰還するまでの少し待ち時間、監視カメラに写ったのは、死体だった――