「KAC 夫婦」を含む小説

ヒーローが人だなんて言われてないもんね。

わたくしの事をヒーローだと国の新聞が記事にしていた。 でも、そうではない。真のヒーローは私ではないのだ。 そうわたくしは親友に主張したのだが……。

【KAC2022　８回目のお題「私だけのヒーロー」の応募作品です】 「ママって、パパのどこを好きになったの？」 夕食の準備をしていたところに、娘の唯花はそんな質問を投げかけてく…

両親を亡くした恋は遺産目当ての叔母夫婦に引き取られた。 そして彼女は、家事をやらされ、殴られ、精神的にも虐待されていた。 そんな彼女にヒーローが現れた。みんなに嫌われているヒーロ…

ディアナの夫は天才魔法使いだ。 生活無能力者で研究中毒者。人と違った感性の持ち主でもある。ようするにロクでもない男だったりするが、愛してはいる。 どうやら悪い魔女討伐に出るらし…

とある男女の世界は、その出会いによって眩く色づく。そんな夫婦の、始まりから終わりを語る。

【KAC20227参加します！】 高校から付き合い始め、大学を出ると同時に結婚をした、由晴と今日子。3年目の結婚記念日前夜に、自分の発言が元で言い合いになってしまった事を反省し…

出会いがあれば別れがある。 それは愛しくも切ない運命。 がらにもなく、純粋な愛の物語を書きました。 よかったら、読んで見てください。

晶太は、妻のマキ子が焼き鳥が食べたいというので色々と準備をした。 2000文字程度の掌編小説です。

夫婦の絆を深めるのは、ちょっとしたことの積み重ねだというお話

俺は小説家を目指すフリーター。仲良しだった隣の老夫婦が、ついに子供の家に引っ越すことになった。荷物整理にもらった映画DVDをきっかけに、気持ちを新たにする。

「88歳の誕生日、おめでとう！」 瞼を開くと、君がいた。僕と同じ白い髪を翻した、君が。 とある夫婦の、88歳の誕生日。 ──願わくば、君と共白髪を成したかった。

「八十八歳です」その少年はそう言った。 そして少年は私の年齢も聞いてきた。 私の返答は……。 ＊「勇者による召喚勇者救出大作戦」の番外編です。

恋愛がずっと嫌いな私。 それは昔、死別したトシちゃんがいたからだ。 息子夫婦に連れられ、八十八歳の歳、トシちゃんと約束したメガネ岩へ行く。 そこで出会ったのは……

　萩善輝と萩亜紀代はほぼ同じ時間に亡くなった。８８歳だった。 そして、目覚めるとそこは天国。リースを名乗る青年からいろいろと 教え込まれると、「エンジェルナンバー」というものがあ…

人間は、社会構成員として、合理的思考のもと合理的判断を行える存在であることを求められている。 様々な事情を総合考慮した結果、一切の例外なく八十八歳で人生を終了させることが法律とし…

今日私の母は八十八歳になる。本来ならば盛大に米寿のお祝いをしたいところではあるが……。 数ヶ月前に父が亡くなってしまい、母からは笑顔が消えていた。

KAC20225【88歳】妻が亡くなって、十年が経ち、私は八十八歳となった。飾り気のないベッドの中で私は妻のことを思い出す。 どうか、一瞬一瞬を大切に。（作者より）

とある日、彼女であり婚約者でもある奈菜が優雅な午後のひと時を楽しんでいた優人に後ろから抱きついてきた。 そして、尋ねてくる。 「おじいちゃんが88歳になるんだけどさ、誕生日プレゼ…