「ほっこり」を含む小説

システムエンジニアの萩野みさをは、仕事中毒でゾンビのような見た目になるほど働いている。 人の良さにつけ込まれ、面倒な仕事を押しつけられたり、必要のない物を買わされたり、損ばかりし…

炬燵令嬢のラブストーリー。 千文字の掌編小説です。

夕方5時の松林。何の目印かわからない『No.3』と書かれたひょろりと細長い松の木の下で、ジローは私をまちぶせる。 体の色は、ころころ変わるし、模様がついている時もある。毛むくじゃ…

自分は不幸だと評す女子高生。何をもって不幸なのか、どんな日常を過ごしているのか。最後の言葉に思わず笑顔が漏れるでしょう。そんな温かなSS物語

馬車馬のように働く日々で、いつの間にか最低限の楽しみが惰眠とネットサーフィンになった、社会人理央。理央が無気力にポケットを弄る中、「──まったく…いつからポケットに、機能性を押し…

キャリア女子悠々の感じやすいハートフルお仕事小説。

　大学入学を機に上京した織本すみれは、人見知りの性格からなかなか大学生活に馴染めないでいた。 　そんな時、アパート近くの商店街にある塩崎生花店で働くことになる。 　店長の塩崎竜胆…

裏イベント☆PG12ファンタジー短編小説☆予選3　参加作品 （あらすじ）人間村の女子大を卒業して、それぞれの道に進むことになった人間族の私と魔王の娘まおちゃんとの恋の行方はいか…

～あらすじ～ 神社を改良した診療所『七ツ闇(ななつやみ)クリニック』 だがその診療所には近所の子供以外は誰も寄り付かない。 そのクリニックには昔からある噂が絶えなかったからだ。 …

　生前の記憶がない幽霊の少女。 　何となしに現世を漂い続けていた彼女はある日、ある場所へたどり着く。 　　『うぐいす写真館』 　小さな写真館だった。 　彼女はそこで「目が見え…

家猫たちの日常を想像して描いた物語

　X〔旧Twitter〕のハッシュタグ「#１４０字小説」で実際に作者が投稿した作品のまとめです。 　短編＆１話完結でサクサク読めるかと思います。 　様々な恋愛のお話の中から、…

松岡カイト4歳。 しらゆり保育園の元気なバラぐみの男の子。 かけっことおうたが得意で、ママのハンバーグが大好物。 ピーマンが苦手ながらも、いつも優しいおとなりのひなたちゃん…

思えば、幼いころからじっとしているのが苦手だった。 それは大人になってからも同じで、あちこちを転々として生きていて……。 新しい街に来たはいいものの、居心地の悪さを感じていたあ…

初めて来たスーパーの閉店前最後の客が自分で見栄張って破産。

ゆるっと過ごす谷崎くんは、とても平和な学生です。 ※創作短編フェス「危機一髪」に該当するのは前半の話です。あとはテーマ無関係…かな。 ※一話ずつ読み切りのオムニバス方式。 ※…

あやかし探してます！ 木乃香は、姪の花奈（狸）のあやかし修業のため、花奈の師匠となる黒狐を探している。 「その黒狐師匠は、不良で、乱暴者で、凶悪で素行不要で、どうしようもない…

さすらい少女≪律≫番外編です。 私がただ書きたいだけの誰得？な短編集。いろんなパロとかで書いたり、ボツにした小話などを書いたりします。息抜きにちょこっとずつ載せていきます。

口人格ってのがある。今日はカレーの口、ラーメンの口、ピザの口のように。何を食べたいかなんてのは、頭よりも「口」が決めてるんじゃないかってくらいに、理性が働かない。そんな今日のお昼…

　2023年の年末、東京から、北陸地方のA市にやってきた歌手のシンイチは、売れない歌手だった。そこに、2024年1月1日に北陸地方のA市に地震が。そこで、避難生活をしていて、どう…