「白い」を含む小説

貧乏男爵令嬢のアビゲイルが結婚を考えていた恋人アーサーから突きつけられたのは、理不尽な十三の注文だった。 『結婚後は領地を出てはならない』『実家から連れてきた使用人は全員帰すこと…

薬師の祖母ミラルのもとで薬売りをしているネムネリアと2本の尻尾を持つ白い毛の猫のようなミス・リリー。 彼女達はいつものように近くの村へ薬を売りに行く。 それが何かの始まりだった。

　こちらは自主企画「第二回エロ小説の集い」の為の書き下ろし作品です。 　自主企画のURLはこちら。 https://kakuyomu.jp/user_events/1681809…

200年後、世界宗教『バベル』の成立によって全人類が平和を享受するようになった世界。 高校2年生の草壁真中(マナカ)は指南役の紺野純(ジュン)と共に、学校のカリキュラムの一環で…

＃コメディ　★★★ ＃犬　　　　★★★ ＃理不尽　　★★★ 　ドラッグストアの前で吠えている犬がいた。 　確かにうるさいけれど、だからと言って白い目で見てくる人はいないと思うが…

ごく普通の中学二年生「幸助」は殺人鬼に襲われ人生を終える。 　気づくとそこは、何もない白い空間。 　そしてそこには雪の幻想のような美女がいた。 　美女は告げる「禁断の果実を喰ら…

『ドラゴンノベル小説コンテスト』応募作品 　ツアーコンダクターをしているミュズは、賢獣であるビオラと共に旅行の下見に来ていた。 　そこで、魔獣に襲われている身分が高い男を助ける…

その劇場には幽霊がでる。 小さな男の子の幽霊が。 母の日に、亡くなったお母さんには白いカーネーションを贈るけど、亡くなった子供から贈られるカーネーションの色は何色だろう？ そ…

みどりと真理は上田城近くの武家屋敷の中に入り、幽霊が存在するのか確かめる。その噂は上田の町に流れ、噂はずっと消えない。 二日前、上田の町は台風並みの荒模様だった。二人は武家屋敷の…

メルガ帝国の末姫ルゼアは、帝国に敗北したゼーディス王国の新国王に嫁ぐことになった。相手は先の戦争を経て新たに擁立された新国王陛下、名はマセイアス。 マセイアスは元々ゼーディスの王…

地球環境の悪化により権力者たちが宇宙へと飛び立っていった世界。地上に残された旅人ショウは嵐の中、あるマンションへたどりつく。 そこではリーダーのタケフミを始めとする男女九人が助け…

海の家でバイトしている大学生の男の子二人の話です。

俺は中学３年生の冬に初めての彼女ができる。告白されたその日に生き埋めになっていた子猫を助けた。その子猫と俺は会話が出来るようになる。俺の霊的能力が高いからだ。彼女がカルト教団の宗…

(6900字の短編) 雪の降る日に出会い…雪の降る日に別れる。美しい彼女は…雪女でした。 小さな雪祭りの夜に出会った美雪は…白い着物を着ていました。彼女の吐く息で凍らせられた夢を…

　ただ白い世界、中央の大きなクリスタルが、僕へ語りかける。 「貴方は、前世で善行を積み、その行いを讃えるため。我々は、貴方の願いを叶えることにした」 　前世とは、何の話だろう…

時は19世紀半ばから後半のヨーロッパ。 アジアから運ばれる茶が、巨万の富を生んでいた頃。 最も早く、今年の新茶を半込んだ船に"世界最速"の称号を与えて、しかも、最速の船には茶葉…

「あの映画の続編だ！あいつに教えないと！」 って思ったけど、あいつもう死んでたわって時がたまにある 「まだ引きずってるなあ」とすごい落ち込むか、「あいつはまだ自分の中では死んでな…

助けた人魚の「恩返し」に人間があれこれ思う話です。 こちらは草森ゆきさんの自主企画、「死別ブロマンスを書いて欲しいリターンズ」に参加させていただいた作品です。 【登場人物】…

待夜月花は小学五年生の女の子。 自分には何の取り柄もない、と思っていた月花はある冬の流星群の夜、不思議な光景を目撃する。 それは白い光──隕石？──が、家の裏手にある丘に落ちて…