「忘れ」を含む小説

　今回の「カクヨムコンテスト10」はいろいろと実験をしてみようと思っています。 　ＡＢパート制で書いて、Ａ１・Ａ２・Ｂ１・Ｂ２の四パートで一章の構成にしています。 　これでスム…

【あらすじ】990文字前後 阪名 華奈は女子高校生である……彼女は巨大ヒーローと怪獣乙女との戦いに巻き込まれ、一命を落とす。 彼女を改造した秘密組織から、脳改造前に脱出した華奈…

初恋だった大好きなみっちーと大人になってから再会したみちかだけれど、当人であるみっちーはみちかの事を知らないと言い、そんな美人な子は一度会えば絶対に忘れないとまで言われてしまう。…

世界にダンジョンが当たり前となった時代。 友の言葉を鵜呑みにし、忍者はモテると信じた少年、愛染虎徹。その気持ちを強くもち、青春の全てを修行にささげた。 しかし初の合コンでは大撃…

2024年12月29日に全羅南道の務安国際空港で発生した墜落事故。衝撃の中、奇跡的に生還した2人の客室乗務員。しかし、彼らの証言は曖昧で、事故原因の真相をさらに深い闇へと導いてい…

※本作は『二度目の人生、女子小学生』の登場人物が一部再登場します。続編ではありませんが、事前に読んで頂くことでより一層お楽しみ頂けます。 【あらすじ】 　ある日、道端で迷子を…

廊下に貼り出された中間テストの結果、黒岡凛人（くろおかりんと）はダントツの一位だった。勉強しか取り柄のない凛人にしてみれば結果は当然。 教室に戻ろうとすると目の前で、白水菜…

伯爵令嬢ジュリモネアは何度手紙を出しても返事を寄こさない婚約者キャティーレに婚約破棄して欲しいと言うため会いに来た。ジュリモネアとキャティーレの婚約は親同士が決めたこと、子どもの…

「俺なんて、何をしても可もなく不可もなしの評価にしかなれない……」 　高校三年生になる風間凛空は、何をどんなに頑張ろうと『万能の凡人』、『ザ・平均』という評価に思い悩んでいた。 …

レオノティスはドラセナとともに、生命の根源たるマナを巡って王国軍軍師・エルギスと対決。しかし完敗した末に記憶を失う。 その後医師であるクリスの治療を受けたレオノティスは、義妹のア…

小学生の頃、親が離婚した。 「いかないで！」泣き叫ぶ俺をあざ笑うかのように出て行った母親の顔を、未だに忘れられない。 それからは唯一の家族である親父以外の人間と距離をとるように…

忘れ物が多い私、そして提出忘れが多い葵先輩。今年はそれを克服する！ということで監視の目のあるカクヨムでその日の二人の忘れ物について記します！！

「何？　旧リガルド王国の話を聞きたい？」 　酒場の主人は、読んでいた新聞を机に放る。 閉店前の、客がひとりも入らない、伽藍洞の酒場の中で、彼は睨みつけるように虚空を見据える。 …

雨の夜には、彼がやってくる。忘れたい記憶でもあるのだろうか、必ず、冷たい雨の夜に。

　日記を書こうと思ったのである。 　こう考えたのは、人生で何度かあった。 　それは、珍しい経験をしたと思い。忘れてその価値をなくしてしまいたくないと思った時。 　それは、同じ失敗…

小学5年生の冬。「さくら小学校」に転校してきた主人公「浅井心愛」 心愛は 「はじめましての人の大体の性格がわかっちゃう系女子」 「超絶天然」 「フラグは回収女子」 そんな心愛…

プロデビュー直前、ジムの所属するバザルアジムに大男、クレメンスがやって来る。職も家もない彼は、怪力と抜群のセンスでめきめきと頭角を現していく。それに対してジムはぱっとしない戦い方…

十二歳の時、魔力判定で魔力がないと判定された。そしてわたしは優しい母の温もりも、安心できる父の腕も、頼りになる兄の微笑みも失った。 そして、会いに来てくれたあなたのもとへ行く前…

　終戦後の日本、遺恨は凄まじく残った。『ゲヘナウイルス』生物の体内に侵入し、細胞単位で破壊活動を行う史上最悪のウイルスだ。感染経路は風邪と変わらない。人から空気へ、そしてまた人へ…

　――2人は『世間』の一線を越えてしまった。 　家族になったかつての彼女・石倉美結と、祐希は一夜を共にした。 　未練のある2人に『後戻り』という言葉は存在せず、心のどこかで存…