「人間 神様」を含む小説

――異世界へと続く門、というより穴に近いもの。 それを管理し、死せりし者の魂を導く神――〝門神ヨグ＝ソトース〟 彼は母なる存在に産み落とされた瞬間から、同じことの繰り返しだった…

「パッと咲いてパッと散りたい」 　そう告げた幼馴染の花蓮は突如この世から消えた。 　そして二年数か月後に別人の姿で遺体となって現れた。誰もがその子を花蓮という。でも僕はどう見て…

本作はノベルアップ＋の公式イベント『「魔法のお守り」短編小説コンテスト』のお題である『魔法のお守り』からインスピレーションを頂き創作させて頂いた一次作品となります。 とても人間…

【書籍化のご連絡】 【コミカライズ、3.22スマホアプリ『マンガがうがう』にて。書籍2巻も発売しました！　買ってね！】 　元社畜であった大野タダシは、これまで誰も選ばなかった…

滝川瑞貴は16歳になった日から『神媒師(しんばいし)』としての務めを果たす決まりになっていた。 世に知られた存在である霊媒師とは違い『神媒師』であることは他人に知られてはならない…

約800年前、人類は絶え間ない争いを繰り広げていました。神様はせっかく神様に似せて創った人間たちが、自分たち自身を滅ぼそうとしていることを心配に思い、神様を深く信じるブラフという…

人間は死ぬと木になり、木として死んだ時が本当の＜死＞とされる世界。幼い少女アリアは生きながらにして木になる未知の病に冒されていた。幼馴染のセルマとカイルは、街の外へ出たことがない…

アメリカ歌手、フランク・シナトラは言った。 『酒は人類にとって最大の敵かもしれない。だが聖書はこう言っている「汝の敵を愛せよ」と――』 半年前に『アルコール依存症』と診断され…

　車椅子で手のひらを強く握り締め、納得いかないといった様子の女生徒。それを困り顔の中年教師は、宥めるようにこう言った。 「君は、不満なんだね」 「だって、変じゃないですか」 …

２月２２日。 ２しかないこの日は、日本という国では毎年恒例の猫の日だった。 テレビでは猫の日特集として、可愛い猫たちが画面に映し出され、人々の心を癒した。 そんなこの日、日本のあ…

一話は500～900文字。 とにかくサクサク読めることを念頭に置いてます。 寝る前に頭の中で繰り広げられる冒険ファンタジー。 それを具現化したようなものです。 人間と竜族が共…

主人公は突然現れた『神様』と名乗る存在に、人間と魔族のハーフとして異世界へ飛ばされてしまった。 せっかく剣と魔法の世界に来たのだが、戦うと環境まで破壊するほど無駄に強すぎるので、…

みんな、日本の神様って知ってる？ 日本の歴史のマンガとか読むと、少し出て来る人達…… まぁ、正確には人じゃないんだけど。 事柄を人に変え…… 現わしたモノ 天照らす太陽の神…

「そなたは〝雪〟は好きかね？」──アウレールは夢で雪の神に問いかけられる。アウレールがその意図を知らずに過ごす中、天真爛漫な雪の妖精シュネーは人間を知るべく、パートナーのシマエナ…

　元々は長編の予定で書き始めた作品ですが、きりが良かったので一先ず完結とさせていただきます。人気とやる気があれば長編を書くかもしれません。 〜一言あらすじ〜 　異世界に転移した…

どうしようもなく許せない。何より大切だった彼女を、美しく悍ましい女の愛なんかのために諦めるほど絶望させて屋上から突き落とした　　のこと。例え自己満足だとしても憎悪は刀の形をして、…

七嗚（ななお）は、蛇神に仕える弱い付喪神。彼女の役割は本体である三味線の音色で蛇神を慰め、彼と肌を重ねること。――とある少女の身代わりとして。 今より少し昔の時代、神様と眷族のす…

塚本真斗は高校二年生。 ボクシング部に所属する有望な選手だったが、練習中の事故で後輩を怪我させた後悔に耐えきれず、逃げるように転校する。 転校先は、かつてお金持ちの子女が多数通…

「世界中の男女が永遠の賢者モードに入るって、Yes or No？」 そして、世界は俺の選択によって、浄化された…… 人間のような365日発情し続ける汚い生き物には、もう卑猥な考え…

彼女に振られ3ヶ月、多少の未練はあるがそれなりに平凡な日々を送る男の前に、1匹の猫が迷い込んできた。 しかしその猫はいつの間にか『神様』に人間へと姿を変えられ、どうやら元カノの…