「ドス」を含む小説

2077年、国はコールドスリープ制を導入したことで、国民は老いることなく30年後に目覚めることができるようになった。 とある読書家の高校生男子は、恋愛感情を抱いている女子がコール…

ある日を境に人類の技術は急速に進歩し、そして破滅した。 なんともあっけない人類終末から一〇〇年余りが経過した頃、人の営みの残滓が漂う世界の片隅で、コールドスリープによって奇跡的に…

ドス黒なずみ童話のラスト５本目の素材は、「ラプンツェル」です。 いろいろツッコミどころ満載であり、ショートショートのくせに前後編の２話に分かれての更新です。 後編ですが、２０１９…

推定、西暦3117年。青年は目覚め、地球人類の行く末を知る。 人類は人口爆発の極限化により世界大戦を目前にした結果宇宙へと旅立ち、皮肉なことに種族として絶滅に瀕していた。 コール…

終末後の東京。新宿に築かれた巨大な核シェルターの中には「未来に送るべき人材」としてコールドスリープについた数千人が眠り、多くがそのまま覚醒の時を迎えられずに死んでいた。 一人目を…

荒野の決闘を思わせるような曲が流れるうちに幕があがる。そろいのセーラー服に、それぞれ寸をつめたり、スカートの丈をかえたり、リボンの結び方が違ったり、それぞれ制服でありながら個性を…

エルジオンの街を歩いていたアルドとサイラスは見知らぬ男に呼び止められる。ジョージと名乗るその男は、妻とともに完成させたコールドスリープ装置の実験を手伝ってほしいと頼むのだが……。

　大学の同級生の間で広まっていた噂話を確かめるために、半分冗談のつもりでここ冴島研究センターにやって来たことを僕は後悔し始めていた。 　冴島研究センターは最先端医療の研究を行っ…

社畜で身も心も壊れかけていた男がある日、駅のホームで項垂れる美人OLに遭遇する。 あの子も社畜か、可哀想に……と思いきや彼女は十年前に転校して離れ離れになった初恋の女の子だった。…

　特級摂理災害『深淵《フラッド》』 ……かつて世界から秩序を、倫理を、理性を、命を奪い去った原因不明の大災害。 　世界地図は書き換わり、異常な現象・物体が誕生し、果ては人ま…

コールドスリープが原因で起こった、金持ちたちの数奇な運命

「導きの日」にまつわるお話です。空に住む人、大地に住む人、それぞれの視点で神様に祈りを捧げながら、すぐそばに居る大切な人と愛を育んでいく壮大なようでどうしようもなく小規模なお話を…

奇病ミトコンドリア活発過剰症の高校生マモル。 コールドスリープから目覚めたら、そこは六百年後の変わり果てた日本だった。 しかし、そこでも人々はたくましく生活しており、次第にマモル…

主人公の月影煌牙は生まれつき病弱だったために、病気を治すワクチンが出来るまでコールドスリープをすることになった。 物語は、そのスリープ期間が終わってから未だ目覚めない煌牙の夢の中…

何かが始まりそうな感じの作品です。 書き上げてロング部門で投稿する予定でしたが、ドスランプに嵌って気づけば締め切りだったので供養。

元聖教十字軍副団長ヨハン・フィッツジュラルディンは海に面した街マリナ・デル・ベーラで平和な日々を過ごしていたのだが突然、何者かに襲われ、予測していない事態に巻き込まれていく…… …

コールドスリープから目覚めた主人公は設定1時間前だった。 すでに外は灼熱地獄でカプセルから出ることもできない。 あと1時間後、コールドスリープは解除され自動的に……！？ ↓…

目を開けて最初に認識した世界は黒かった―― 死刑が廃止され、冷凍睡眠刑が導入された世界。 その世界のはるか未来で目覚めることになった『私』。 『私』はなぜこんな場所に？ 『私』は…

世界は、神々と精霊が護る土地で出来ていた。 神の加護を受けた青年、アクラキスはその身の上から生みの親を知らず、大樹神ノ森を護る巨人に育てられて今日まで生きてきた。 育ての親の巨人…

極道とは、日本のこの世ならざる側面に君臨してきた巨大霊能組織である。 組の金で私服を肥やす組長を殺した“俺”は、組長の腹心であった霊媒《ワザシ》の女“雨花”と共に、組長の死体を組…