「#切ない ＃短編」を含む小説

島に女が転校してきた。 名前は白石弥生。 白石にどんどん惹かれて行く彼と、 秘密をもった彼女のお話、

世界が茜色に染まる頃。オレは想いを寄せる女の子に告白をした。 気が付けば夜。そこに彼女はいない。 触れたら消えてしまいそうな無色透明な彼女に色を付けたのはオレだ。 生きる希望を…

【第1章】小野田夏生は恋人の雨宮健を待っていた。 誕生日の夜、約束したのに結局来ない。電話には、知らない男が出て、誕生日を忘れられていると思い知る。 大学に行けば、健の元彼女に会…

人生のうまくいかないサラリーマンが、命日に亡き恋人のお墓を訪れる話。

解放軍により「救済」されたユートピアの片隅で暮らす、ちいさな兄弟の話。 ◆ 決めつけの「しあわせ」が、世の中には多い気がします。 こちら側の基準ではたしかに不幸に見えるけど、…

綾人(あやと)は家でも学校でも辛い時間を過ごしてきた。そんな彼は“ある人”との出会いで人生が大きく変わっていく。それから月日は流れ、彼は疎遠になった“ある人”を見つけるが……

たまたま見つけたとある作文。 初めて出会った、言葉にできない気持ち。

ふと、気が付いたらそこにいた。そんな日常に潜む感じの短い物語です。

※カドカワ読書タイム短編児童小説コンテスト（異世界転移）応募作品用短編でした。 別枠で新たに改編し、執筆再スタートしました。 https://kakuyomu.jp/works…

三日後、隕石が衝突して地球は消滅してしまう。地球に住む生命の半分だけが、宇宙に行けることになった。──幼い頃にみたいな悪夢みたいな終末の話。

一年に一度の校内行事、文化祭。 不思議な縁もあり、「僕」の所属する将棋同好会は、野鳥同好会と展示スペースを共にすることになった。そこで「僕」は、野鳥同好会の「先輩」とともに、共同…

久方の月の桂も黄葉する季節。 美しいと評判の左大臣家の姫君・小夜姫は、連香樹の香りの交じった秋の風に吹かれながら、池の脇に佇んでいた。 その池に映っていたのは......

【短編を分割しています】普通のサラリーマン生活を送る入沢《いりさわ》は、同じく、普通の生活を送る親友の松木《まつき》と、お盆休みに３年振りに会う事になった。 昔話に花を咲かせた…

オリジナルの詩です 切ない百合の詩

――右手に刺繍針を、左手に絹を持つ代わり、剣と盾を持つことを選んだ時、私は女であることを捨てた。 銀の国と呼ばれる美しい国の姫は男より勇ましい少女だった。何よりも自国を愛する彼女…

主人公のりんは付き合っている彼氏がもう自分のことを好きではないと分かっていても別れを告げられず苦しんでいる。 ようやく別れる決心をしたが、ある事件を目の当たりにしてしまい、、、 …

ツバキはとある辺境惑星のバーで働いていた。そこへある日、不思議な客が訪れる。 彼は何と彼女の元カレの『クローン』だった。