「カクヨムオンリー 短編」を含む小説

とても重要な会議だ。 パーティー名を決める。 そこで、指針となったのが、「色」を決めるということだったのだが……

夏音レイ《なつねれい》は、過去に自分の兄を失ってしまった。 だが、兄が消えた母親の実家の近くで、あるオトギバナシを聞く。 『死にたくなるほど辛いことを体験する代わりに、自分が過去…

私の母はピンクが好きだった。 ブラウスやワンピース、水筒もバッグもハンカチもピンク。 だから私のあだ名は「フラミン子」、略してフラ子だ。

眩暈、ふらつき、千鳥足。這う這うの体で男が行き着いたのは、見知らぬマッサージ店だった……。

先日投稿した「最後の贈り物」を見て連絡をくれた人がいた。 別に、大したことじゃないんですけど…と彼は続けた。 毎年4月1日のことを。 ※最後の贈り物を読まなくても楽しめます

薬種問屋の娘・八重は、山吹色の振り袖を前に悩んでいた。 はたして自分が受け取ってもよいものか。 そして、この着物にはいったいどんな意図が込められているのだろうか。 　　　　　 K…

これは青春と同時に黒歴史となった話 興味のない方はスルーしていただいて構いません

KAC20247参加作品 お題『色』 本作登場キャラの他作品 星羅 KAC2023：幻の古書・きらきら・深夜の邂逅 KAC2024：極限のフレーズ・なんだこれ・ささくれの種類・…

KAC2024第7回「色」参加作品です。男子高校生2人のしょうもないやり取り第2弾です。（続くと思わなかった）

緑を渡った鳥は、赤を渡って帰りくる。古き友の先触れとして。

綾羅木春人は閉じ込められた。 「君は、１年後凶悪なウィルスをまき散らす。」 そう科学者に言われて。彼は普通の高校生だが、隔離される。なぜ特殊なウィルスを彼が持っているののがわかっ…

名前：鳥山　鳥妃(とりやま　ちょうひ) 年齢：38 身長：162 種族：バデューム 性別：女性 職業：中小企業　ネットサービス部門　責任者

――気づいたら、うどんだった。 男がその事実に気づいた時、うどんとして食べられる寸前であった。 状況が分からないまま、何とか体（うどん）を奇跡で動かす。 「クッ！　あれやこれ…

あれこれ悩んで結局作品を出さないより、えいやと出してみるのもまた一興という話です。「未完の名作より完結した駄作」とも通ずるものがありますね。

流れる夜景を ぼーっと見ながら とめどなくあふれた 言葉を ただなんとなく 書く ところ ※ふていきこーしん

探検家ロカテリアの気ままな旅路は、辞表を叩きつけて仕事を辞めちゃった後で始まるのだ。 『KAC2024 ～カクヨム・アニバーサリー・チャンピオンシップ 2024～』 第七回お題…

【KAC20247　色】 　参加作品 ※三原色（黄、青、赤）それぞれ独立した短編になります。 【黄】黄色い誉：800文字 【青】青に叫ぶ：1500文字 【赤】赤を絶つ：150…

子供の頃、ランドセルの色が決められているのが不満だった。

手紙を渡したルイカは数日後ヨリトから連絡をもらい、 ヨリトと喫茶店で待ち合わせする。 約束の日、ルイカは待ち合わせの３０分前に喫茶店に着き、 ヨリトがくるまでの間緊張し続けている…