「現代短編」を含む小説

とある町に住む写真好きの山田哲志とその幼馴染の水野香奈。同じ高校に通う二人で、同じような変わらない日常を送っていた。しかし、とある夏休みの日の中で微かに紛れ込んでいた違和感を哲志…

【あらすじ】 　楽しいことはなにもなかった。親の虐待、学校でのいじめで無気力になった獅子谷　無敵（ししがや　むてき）。 　ある日、学校を謎の異形が急襲。それをきっかけに無敵は異世…

杠葉陽菜子は、この春中学一年生になる女の子。 陽菜子の一つ年上の幼馴染である紫吹颯と中学校に行けば、そこで懐かしさを感じる綺麗な顔をした男の子と出会ってしまって……？ 前世はま…

誰かにとっては気にも留めないような そんな時間と私の静かな物語

日常のひと幕を切り取ったちょっとゾクっとする話をつらつらと書いていきます。 一話完結のショートショートです。 お題を元に日常のちょっとした恐怖を描きます。 お題は最期に書きますの…

「――春もたけなわですね」 　と、あたしは地面に横たわったまま、かたつむりが這うくらいの、のんびりした気分で言った。 　新学期が始まったばかりの、高校の屋上。あたし（千瀬凛）と…

何もないこの手を掴んでくれた だから次は私が掴むから

小学生の時に出会った不思議な少年、碧(あおい)と会い続けていた美月(みづき)。高校生になってからも彼との約束を続けていた。 ある日、また碧の元へ行くと彼から、話したい事があると告…

【水族館の帰りに優等生の秘密を知る話】 十七回目の誕生日、私は一人で水族館へ来ていた。 初めての水族館は、小学生の頃。 家族三人で行った時、私はジンベイザメをクジラだと勘違い…

140字以内でしたためる超短編小説、#140字小説。 Twitter（@shitatamerusoda）でもほぼ毎日140字小説を創作し、投稿しています。 今日は「〇〇の日」とい…

　この世に未練などなく、命を絶とうとしていた男。そんな彼の前に現れたのはどこか目の離せない女だった。彼女はどこか怪しげなところがあって……？

その店で行われる殺人は、あらゆる証拠が存在しなかった。外傷もなく、体内からも毒物は検出されない。帯川の勤める企業にとって、これほど都合の良い殺し屋はそういなかった。

玲野（女性・28歳）が、高校時代の挫折を振り返るお話。百合風味。お仕事ものでもあります。書きかけのものがちょうどはまりそうなことに気づき、急いで手直し＆完成させてのイベント参加で…

小説の中がどこも華やかとは限らない

NTRものって現実的には……うんこんなもんだよね。一応全年齢でも読めるけど、NTRの意味がわからなければ読まないように。 書きなぐりではあるのでクオリティは低いよ？

子供のころ、学校へゆく道すじにある商店街の入りぐちに、ロボットが立っていました。 『ブリキのカカシ』と呼ばれているその見すぼらしいロボットに、私は毎月、それを届けておりました。 …

高校二年生の真美とよしのは、生徒会の情報から、学校の近くに幽霊が出るというウワサを偶然耳にしてしまう。二人は謎の真偽を確かめるようと放課後ある場所を訪れることにするのだが、そこに…

大病を患い余命いくばくもない「ボク」 そんなボクの元に、死神が現れる。 死神は死にゆく人の姿を見て喜ぶ酷い神様だ。 そんな死神からボクは「死亡届」を渡される。 この死亡届によって…

【祖母の葬式を抜け出して、ロックバンドのライブに行く物語】 ばあちゃんがついに死んだ。 私は、ばあちゃんがそんなに好きじゃなかった。 祖母の葬式、式場に集まる親戚、普段どおり…