「SF短編」を含む小説

　『端的に言って、Ｎ氏を殺さねばならない理由は一つだけだ。僕達の前でパンダの話をしたこと。本当にそれだけ。』 　「特防パン」「魔奏概念」「形而上積層」「PPP」……上野駅の喫茶店…

世界を滅ぼすのはAIの反乱でも、宇宙人の襲来でもなかった… 2025年10月。 とある八王子のファミレスで、薬科大学院生の大地守（だいち・まもる）は 109歳だと名乗る小学生の…

進化した人工知能が活躍する現代、人工知能が作成した精巧な贋作品が世に出回り、問題となっている。 真作と寸分違わぬ贋作が蔓延る今、もはや真作に価値はないように思われる。 人工知能…

地球上でおそらく初めてとなる、宇宙人との出会いを果たした"ちくわ"たち。キャッチ・アンド・ランを繰り広げる地球人と宇宙人、それぞれの思惑が絡み合いながら、物語は意外な結末へと突き…

本文1000字程度の短いお話です。もし『無条件で褒めてくれるロボット』なんて素晴らしい物が発売されたら幸福で溢れる世界になるに違いありません。

遠い未来。 一人の旅人がふしぎな「図書室」を発見するお話。 拙作「図書室の座敷童」と少しリンクしています。

心にうつる苛立つことをスマホに向かってぶつけていき、最終的には爆発させる作品集。

あらすじ 機械が暴走して世界中のシステムがダウンした世界。 世界中に魔獣と呼ばれる謎の生命体が出現して人々を襲う中、打ち捨てられた廃墟からお宝を回収する盗掘屋「スカベンジャー」の…

本作品はアルファポリスにも掲載しています。

世界を股にかける殺し屋、壇ノ浦は15年ぶりに日本へ帰って来た。 「研究所から逃亡した女子高生を殺してください」 『役人』から依頼を受けた壇ノ浦は標的を殺害するが……。

近未来、「厄災」後の地球。安全を求めて人類は月に逃げ、地球に残された私たち孤児は、“ウサギ”と呼ばれて「彼ら」に飼われていた――。 自主企画：2022年9月の「同題異話」“黒き鏡…

あらすじ 勇者として異世界転生した「安藤月歌」は無事に魔王を討伐した。 勇者の親友として旅に同行していた「剣聖アレックス」と最後のパーティを過ごす事になり── 本作は「ツク…

頂いた書き出しをお題として1,000文字ほどの小説を書いていく企画の作品です。 僕の世界は『明けない夜』が続いていた。最愛の恋人はそのことで酷く疲弊している。 そんなある日、テ…

　巨大ローラーがあらゆるものを押し潰す世界。主人公は移動小屋を引きながらローラーから逃げる生活をしていた。景色の変化が乏しく他人との交流も僅かな砂漠の生活は、物理的にも精神的にも…

どうやら北海道富良野が実家らしい主人公。 父親に想いを馳せつつ、故郷を懐かしむ彼。 だが、 次第次第に彼の会話の内容は 可笑しな事になっていく……。

のりおくんが死んでしまったのは、九月八日火曜の午後三時だった。 大好きなのりおくん。 私の幼馴染で、二つ年上の憧れのお兄さん。 そんな彼はある日車に轢かれて死んでしまった。 …

　魔眼を持つ中学生、白谷夏美の怪奇禄。

宇宙ネズミの惑星に、不時着した。

　人々は過ちを見ることもせず、ただ逃げていた。

あらゆる娯楽が規制された近未来で、パルクールとニトロシューズを使って空を舞い、ゲリラ花火を打ち上げる大学生・ジェット。ネットで出会ったサポート役の少女・リリイとともに、彼は今宵も…