「実は知ってます 短編」を含む小説

「糸帛平良。婚約者である僕に何か言うことがあるんじゃないか？」そんな台詞から悪役令嬢である私の婚約破棄＆断罪の場面は始まった。 　ずっと昔からこのシーンが来るのはわかってた。だっ…

ヘアドネーションって言葉、ご存知ですか？ 僕も不勉強で、友人が髪を切った事で初めてその言葉と意味を知りました。 僕のできる事でそれを支援したくてエッセイにしました。

男装の出前少女の雷凛風はある日第二皇子の肖子偉の所に出前を頼まれる。彼にはよからぬ噂しかないのだが、実際に会った彼はどう見ても布だるまだった。いや恥ずかしがりの青年だった。噂と実…

そんな何気ない日常を彼女と過ごした。 みんなは知ってる? 吸血鬼ドラキュラを。

王宮で開かれた、妃選びのダンスパーティー。 王子の目に止まったのは、踊らない娘だった。 ダンス好きな王子の恋のお話。 ―― この作品は、板野かも様主催の個人企画 第4回 匿…

『アラフィフおっさんと異世界少女』のおまけ的なお話で、本編から数年後のお話になります。シェラ達が高校１年生の６月の話で、ヒロインはきっとマリエラさんです。 　なお設定を知って読む…

七夕の夜…… 空に浮かび憂鬱そうに呟く、皆の良く知っている男の子、そして女の子。 なにやら不服に思うことがあるようです。 ちょっと耳を傾けてみませんか？ 　※短編で三話完結で…

城塞都市の外に跋扈する魔物（デーマン）を倒せるのは、魔力を持った人間だけ。「外」で戦う者にとって、重要なのは「何を思うか」ではなく「何を為すか」に尽きる。 人類生存圏の極北東城…

　VTuberとして幅広く活躍なされている本山らのさんのファンノベルです。 　猶本山らのさんはファンノベルを許可なされております。

即興小説で挑戦して出来た短編です。 お題は「美しい潮風」。制限時間は2時間でした。少しミステリー風味に仕立てたかった。 とある寂れた町に来た、青いワンピースの女・葵子は、偶然居…

薔薇と言うものは本数や色などで花言葉も変わるそうです。とても不思議なものですね。 さて話は変わり、毎日1本ずつ供えて999本の薔薇の花束を作ろうとする彼。 999本の薔薇の意味…

チョコレートにはほろ苦い物語がある。ある島で戦争が勃発した。戦争に巻き込まれた原住民たちは、たくさん死んだ。兵士も死んだ。でも、いいこともあった。死んだ兵士を身ぐるみ剥がせば、金…

街にはことり箱があった。朝になると小鳥たちと街の住民はみんな出かけていく。残されたのは僕と老人と猫だけ。僕だけがことり箱の秘密を知っている。それはとても面白いことだ。不思議な世界…

《白い監獄》に囚われている女の子、 篠原海里。 彼女はある日、独房から出られることを 知る。 それを知った男の子、暁優。 彼女と彼との、報われない恋のお話。

夢か、はたまた現実か。主人公の「僕」が出逢う、女に纏わる物語。 そこには生も死もなく、きっと何も無い。 其処は彼と無く抱く違和感、知っている筈の名前も知らない或の人。 極端に描写…

図書館(としょかん、英: library)とは、図書、雑誌、視聴覚資料、点字資料、録音資料等のメディアや情報資料を収集、保管し、利用者への提供等を行う施設である(Wikipedi…

ツイッターで書いたショートショートを少し膨らませてみました。 一輪だけの紅いバラ、その理由を知っているのは幼い紅子だけだった。 そしてその年、初めて咲き誇った見事なバラに感銘を…

　妖獣や魔獣、精霊などが世界の表舞台に登場し、「同盟」と名乗って人間と共存を始めた世界。同時に、古くから存在していた魔法使いたちも、また世界の表舞台へと踊り出していた。 　僕こと…

どうやら人類はあと少しの命らしい。 私がそれに気づいたのはつい最近のことだった。 だけれどまあそれに対する興味はない。 知ったところで美味しいご飯が食べられるわけじゃないし。 そ…