「人はいない」を含む小説

岡本幸太郎は野球に全てを捧げていた。 ようやく、野球の才能が開花した高校３年生の夏。 自身のイージーなエラーで甲子園出場の夢が潰えた。 ライバル校に進学したライバルであり親友の…

　死神エミリーシリーズの三作目になりますが、基本的に一話完結なので、どこからでも読める小説となっております。 　今回のエミリーはカルタ取りか百人一首に似た死者と生者と夢にでも会…

もうすぐ40代。 日々考えたこと、悩んだこと、思ったことなど、独り言のように不定期でゆるく書いてみたいと思います。 自分は一人しかいないけど、色んな役割がいくつもあって息苦しく…

１９８８年。地方の名門女子中学で、1人の生徒が自殺した。 彼女が残した一冊のノートには、クラスメイト一人一人をいつ、どこで、どのように殺すのかが記されていた。 そんなクラスに…

お題を貰って書きました。 2020年の最後に発表した新作です。多くの人に読んでもらえると嬉しいです。 宜しくお願いします。

本作は、日向坂46さんの楽曲の歌詞をベースにつくっている物語である。 【原曲】 My god／日向坂46・1期生 【あらすじ】 今までにも、何度だって、彼女とは会ってたのに…

　出版業界は追いやられている。 　電子書籍、雑誌には付録を付けるのが当たり前。また、作品自体も大ヒット作が出ない世の中……奇跡は起こった。 　正体不明の世界的文豪“KEN”が表…

多くの場合は死んでしまうけど、勇気ある人がいたのならきっとその子は救われる。 救われた側の目線はきっとこんな感じなのかな？　って勝手に妄想しました。

認知症になってしまったしっかり者の老女、“彼女”と、その夫である“僕”、そして孫の“私”の、切なくほっこりする純情ストーリー。

異世界で巫女に選ばれた私は世界を救うために旅立つのだった。 私の強力な仲間は堕天使と神官と踊り子なんだけど、神官と踊り子は付き合ているし、堕天使はやたらと私に優しくしてくれている…

兄弟がいる人もいない人も、ホットドリンクを片手になんとなく見つめてくれたら、 それだけでいいんじゃないかな、という短編文章です。

【タイトル変えました】　 　俺の名前は小鳥遊 翔（たかなし かける）。中学時代まではバカ正直といってもいいくらいにはバレーボールに打ちこんでいて、中学の大会では最優秀選手賞もと…

大学に入って一ヶ月、俺は友人を作ることは諦めた。そんなある日、大学に向かう途中で土砂降りに遭った俺は、自転車の前に飛び出してきた子猫を避けようとして、植え込みに突っ込んだ。新しい…

　私の知り合いに晴天を怖がる人がいます。どこまでも青い空が、人の死に顔の青白い様に似ていて、怖いと言います。 あなたにとって死神の降りてくる天気はどんな感じですか？

※クリスマス読み切り短編です。 御幸（みゆき）には、大切な人がいた。 二人共忙しい身だから、なかなか会えなかったけど、せめてクリスマスには毎年一緒にいようねって約束していた。 …

　二階堂　歩には人がいつ亡くなるかがわかる能力がある。 　彼にこの能力が宿ったのは、恋人の最期の時に何もできなかったためだった。 　彼はこの時自分の不甲斐なさを悔やみ、ひどく苦し…

魔王を倒した勇者シシリー。 そんな彼を救ったのは魔術使いのセン。このセンが実はすごい実力者で……。

「知的生物がある程度増えたから世界をさらに発展させて欲しい」、と神に頼まれ転生した先は全く人類が発展していない世界。中世ヨーロッパ並み？そんなに発展してたら楽ですね。なら縄文時代…

恋愛ものです。珍しく魔法もファンタジーも無添加です。

十年前に姿を消した弟子が急に会いたいと言い出してきた。 弟子は元恋人でもあった。 意趣返しのつもりで左の薬指に男除けの指輪をはめたのだが──。 ※友情出演者: 効き目のない惚…