「言葉は」を含む小説

　高校2年生の日高 絵李（ひだか えり）は美術部に所属している。 　絵を描くことが大好きで上手い彼女には、1つだけ悩みがあった。 　それは――コンクールで1番(金賞)を取れない…

クラスをまとめる立場でもあり、努力家の主人公、相良沙織。 相変わらず、委員会では怒られっぱなしで。 努力しても、形として認められなくて。 そのことが悔しくて頑張るけれど、やっぱ…

・本作品はフィクションです。実在の人物・地名・団体等とは一切の関係がありません。 ・本作品には一部暴力的な行為を想起させるような表現を含みます。また、本作品閲覧後に生じた本作由来…

神の使いとして数百年、天使の中でも特に真面目に仕えてきたと自負するルーカは、ある日重大な使命を授けられた。 「我が意思をまげて人間に伝えた愚かな者たちを呼び戻せ」 神の言葉をま…

　「軍神マルスの娘　アサシン・ヤヨイ」シリーズの番外編。北の野蛮人ヤーノフの息子とヤヨイの養子タオとの出会いと友情を描きます。 　夏は短く、冬は長い。痩せた土地は一年の半分は雪…

※第２０回電撃小説大賞一次選考通過作品 　妹が不可解な自殺をした。 　鵜飼直道（うかい　なおみち）はそれを受け入れられず、毎日、妹の蘇りを祈っていた。 　祈りを始めて一年が…

歌手の天音 響は、事故により声を失ってしまう。 失意のどん底で現れたのは、堕ちた心をも救い上げるほどの絶世の美女だった。 彼女の言葉には何故か心が動かされる…… これは歌手の天…

誰かに伝えたい

ノレッジ伯爵は自身の妹セレスの事を溺愛するあまり、自身の婚約者であるマリアとの関係をおろそかにしてしまう。セレスもまたマリアに対する嫌がらせを繰り返し、その罪をすべてマリアに着せ…

我々が住む日本から遥か西に位置する欧州の国ギリシア。 今から三二〇〇年前。その地に強大な勢力を築き上げていたミュケナイ王国の姫イピゲネイアは、ある日いきなり父に呼び出される。 …

こころは、心臓でも脳でもなく「言葉」にあると思うのです。初めて先生から聞いたとき、なんて綺麗なことを言うのだと思いました。私たちそのものとも言える「言葉」を、僭越ながら自分の好く…

昔駄菓子屋さんにあった商品。高かったけど大ファンでした。挿絵もつけたいところです(笑)オマージュ作品です。 順番に読んでも良し。連載が進んできて話数が溜まったら、今日は何番見よう…

人の記憶を奪う蝶が飛ぶ世界。 蝶の名は、紫純琥珀蝶【しじゅんこはくちょう】。 蝶と言葉を交わすことができる北白川結葵【きたしらかわゆき】は、気味の悪い存在として家族から虐げられて…

あたしが覚えているのは、彼の体温と、彼がつけていた香水、タバコの匂い。そして、あたしに吐かれたものではないであろう、「愛してる」という言葉。（クリスマス企画）

七草　玄兎　(ななくさ　げんと) 左頬に傷があり、何かしらの事情がある。主人公なのに一番謎がある。 花園　小雪　(はなぞの　こゆき) ある日、七草を拾う、優しいヒロイン。 …

　一夜にして激変した親友の顔。 　有り得なさすぎる事態に驚愕する美鈴は 美貌で名高いアイドルと瓜二つの顔面に変貌したその訳を当然ながら問いただすが、本人は決して口を割らない。 　…

　日記は続かない。だけど案外考えていることはある。 　すぐに忘れてしまうけれど、気が向いた時に思うがまま言葉にしたならば、黒歴史にくらいは成れようか。 そんな、雑記。

別世界の男神により死んでしまったサナエは、地球の女神の力で転生を果たす。けれどそこはサナエを殺したあの男神の世界だった。「貴女は貴女が思うがままに、お節介を焼き、みんなを笑顔にし…

前置き 「ニャルさま」という名前を名乗るに当たって、誰から言われたわけでもないですが、自分の内側から聞こえてくるものがあります。 「随分と調子に乗っているんじゃあないか」 「…

　高校一年生となった僕、飛騨 幸谷（ひだ こうや）は軽音部でバンドを組んで青春謳歌中！　……とはなれず、絶賛スランプ中だった。 　そんなある日、展望台で謎の言葉で歌う少女を見つけ…