「のじゃ狐」を含む小説

百神井応身の童話シリーズ

百神井応身の童話シリーズ

目を覚ますと、見知らぬ世界で身体が剣になっていた普通の大学生『九條ユウ』。 混乱する彼を拾ったのは、圧倒的な実力を持ちながらただの農夫にすらビビる魔術師の少女『アイン＝ナット』…

雪と蛍の姉妹は毎年夏に祖母の家に遊びに行く。その近所の神社には狐の神様がいる。狐が見えるのは、雪だけ。 ――神との約束は果たされなければならない。

師匠の下から逃げ出し、浄土なる地へと流れ着いた妖刀携える少年、雫。国なくも秩序あるその地の食事処において、文無しの雫は口調のみ丁寧な冷笑の娘、神那に掴まり、使い走りとなり……浄土…

宿場町へ遊びにきていた狐の獣人娘・ルティリスは、リトと名乗る黒衣の魔族から『特別な鍵』を預けられる。 降って湧いた極秘任務に胸をときめかせる彼女だったが、それはとてつもなく怖ろし…

“化け物”になることを目指す獣や精霊たちが集い、技を磨き合うバケモノ塾。 そこに通う優等生の狐・美雲は新入生の狸・黄金と化け勝負をすることになるが——— “きつね関するお話”…

妖狐の伝説が多く残される涼風市に住む少女、衣谷臨。 夏休みを目前に控えたある日、いつものように森の木の上でくつろいでいた彼女に不可視の敵が襲いかかる。 窮地を救ってくれたのは、伝…

神社に憑く妖狐の冬弥は、神社の敷地内にある民家を改装して下宿屋をやっている。 ある日、神社で祈りの声を聞いていた冬弥は、とある子供に目をつけた。 その少年は、どうやら特異な霊媒体…

帝国最強の武闘派姫様が参戦します。 【登場人物紹介】 ララ 本作品の主人公。アルマ帝国第四皇女。 皇帝警護親衛隊隊長で、単身では帝国最強の戦力と言われている。 見た目は小学4年…

※本作は正宗あきら様の自主企画、「二人で光速を超えよう！！」参加用の書き下ろしでございます。 ※本作は「光速突破は10光年先の王子と」に関連します。 ※本編上に直接登場しない…

仕事疲れを癒やす為に京都伏見にやって来たＯＬ美裕（みひろ）の私。美味しくお酒を飲んだり、伏見稲荷大社で千本鳥居などを見て回る予定だった。 まさか妖狐と出会うなんて。そして見た目…

ある島に「人狐」という人型の狐いた。人狐は人間を襲っていく。噛まれると感染してしまう。だが人狐の中には人を殺すことを快感に感じているものも。 そんなとき、大学のサークルメンバーが…

ひいじいちゃんが子どもだった頃、体験したちょっと不思議な狐の話。自転車を押してくれたのは、どうやら狐だったようです。 自主企画『キツネに関するお話って素敵だと思いませんか』用に…

　僕はティーカップを持ち上げる。水面は震えない。それは僕が贋(にせ)だから。つくられた人間だから。――ねえ、タリス、たとえ僕が君の世界の生き物でなくったって僕は君の子供だ。それだ…

　これは、昔から語り継がれた童話――という訳ではない。 　ある架空の国の姫君と騎士が、それぞれの育ての親の体験と、いたずら心を掛け合わせて作ったお話。 ※感想がございましたら…

　とある街外れの古寺では、妖怪達が自分達の人気のなさについて嘆いていました。妖怪は人から忘れ去られると消えてしまします。これは妖怪達にとっての死活問題でした。妖怪消滅を防ぐために…

　その“狐”についての全てを知る者は、今となっては誰一人として存在しない。一夏の夜の夢の如く現れ、そして消えていく御伽話のような存在。出会った者が語るその姿は共通性があまりなく、…

　普通の女子高生蓮子はひょんなことから管狐・お紺と魂を分け合うことになる。そして、不思議な妖怪だらけの異境〝あやかしの里〟を見つけたことから、少し不思議な日常が始まる。