「付喪神」を含む小説

付喪神、それは長い時間、人間に使われた道具の魂が転生し、神となった存在のことを言うらしい。 これは、神となった刀が、世界を救済し、神の偉業を達成するまでを描いた物語である。

　物にだって魂が宿っている。新品だって例外じゃない。 　靴屋の『いろはマート』の奥の棚には売れ残りばかりを集めた棚がある。『ラス市』と銘打ったその棚には、経年劣化に寄って変色して…

バイクが相棒の少年『森阿長与』は年上のお姉さんである『白巳塔子』さんと同居暮らし。毎晩2人で楽しい日々を送っていたのだが……。そんな塔子さんが原因で長与は幽霊・付喪神。“付喪神と…

高校一年生の智也は幼馴染に誘われた肝試しで、色白できれいな少女に出逢う。その後二人は仲良くなって。

わたし、芹沢　なずなは、海岸できれいな石を見つけた。しかし、その石を見つけたものは、翼の生えた物の怪の猫もどきの世話係になる約束だったんだとか。 すずしろと名付けた猫もどきは…

令和3年（2021年）GWありがとう企画作品。 古道具店の主、しのぶさんと、周囲の皆さんについて。 ◇しのぶさん（偲）……古道具店・天屯堂の店主。よく見るとイケメン。 　千…

高祖父が隠居していた古民家には秘密があった。

心が擦り切れそうになるほど、毎日くたくたになるまで働いている会社員の飯島文花。 いつものように夜遅くに帰宅したある日、疲れ切った身体を動かして食事の準備をしようと思った際、冷蔵庫…

短い人生と共に、幽霊や妖かしがみえる主人公、明王生（あおい）が付喪神の雫恩（しおん）と共にたくさんの人間や幽霊や妖かしと共に愛とは何かの幸せとは何かを学ぶ作品です。 時には、悲し…

短い期間だったけれど、大切に使っていた茶碗が割れた。 これにはきっと、意味がある。 より深まったのは夫婦仲だけではなく、ある職人さんとの繋がりだった。 夫婦茶碗が２つ揃って割れた…

突然の両親失踪に落ち込むJK宇治原柊に、甲賀忍者と名乗るお化けが取り憑いた。 あろうことかお化けに惹かれてゆく柊の前に、今度は超イケメン転校生が現れて、どうやらは彼はお化けの探し…

オフィスゴミはだいたい燃えるから、燃えるゴミ・燃やせるゴミのペアではなく、ソロでゴミ箱を起用しました。

尊いものは何かと問われれば。 市職員の木村は『古美術品』と答える。 時代や洋の東西を問わず、永く人に愛され続けて来たものは彼の心を震わせる。 そんな彼と『古美術品』の交流の…

ーボクはね、誰かを幸せにできる神様になりたいんだー。 主人公・鈴嶺伊織（すずみねいおり）は幼い頃に両親を事故で亡くし、育ててくれた祖父母も歳により他界し一人ぼっちでいた。そんな伊…

あなたの画面に、スマホの付喪神がお邪魔します。

とある男性が持っていた古いスマホ。 それが付喪神となった。 何故かのじゃ姫口調の少女の姿。 そして、命に関わる事が起こる？

あるブログサイトで募集された 「3っのキーワードを使って短編を書いてみませんか？」と言う企画に乗って書いた 短編をベースに加筆修正した作品です。 「おっちゃんの独り語り、始めます…

監視カメラが職務放棄したらウケるな、で書いた話です。

Prologue投稿作品、約２千字の短編です。 ホラー要素は薄め