概要
自由な付喪神たちと、振り回される神社の娘の、愉快で珍妙な日常奇譚
「骨董品」とは名ばかりのガラクタやいわくつきの品が集まる朝日山神社――通称『付喪神神社』。
その神社の娘の千春は、付喪神の管理を任されていたが、自由な付喪神たちに日夜振り回されていた。
そんな彼女たちの、愉快で珍妙な神社の日常奇譚。
一話ごとに彼女たちの日常を書き記す、短編集です。
※作中に出てくる「付喪神物語」は創作です。実在しても一切関係ありません。
その神社の娘の千春は、付喪神の管理を任されていたが、自由な付喪神たちに日夜振り回されていた。
そんな彼女たちの、愉快で珍妙な神社の日常奇譚。
一話ごとに彼女たちの日常を書き記す、短編集です。
※作中に出てくる「付喪神物語」は創作です。実在しても一切関係ありません。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!付喪神と暮らす日常は、実に賑やかだ
朝日山神社に住む宮司の娘「千春」と神社に集まる「付喪神」たちの日常を描いた短編ストーリー。
出てくる付喪神たちの個性が強く、それに振り回される千春。面白い反面、よく付き合えるなぁと感心してしまいます。きっと十四の少女という存在が彼らと絶妙に波長が合うのでしょうね。
短編集という事で一話づつ違った付喪神が登場するのですが、内容が素朴であり、とても味わいのある物語となっています。
登場する付喪神の中で、私のお気に入りは付喪神は風車の「霜雪」です。
風車と言うと某時代劇の影響かクールなイメージが沸いてしまいますが、彼女(?)場合はとても騒がしくおしゃべりです。ですが風に吹かれてカラカラと回ってい…続きを読む