「コンサート」を含む小説

人間と妖精、魔法使い、そして獣人たちが一緒に暮らす国『パレット王国』。 そこで演奏会やコンサートを狙った同時多発テロ事件が起き始める。 「音楽のある世界など、消えてしまえ！！」 …

いつかの国、いつかの時代。 戦争の色濃く漂う中、とあるバーではサイボーグによるコンサートが行われていた。 機械の組み込まれた歌姫と、その恋人の青年。 不安定な世界で、二人は愛を紡…

人殺しをして逃げていた主人公が、なぜか音楽コンサートの指揮をまかされる話。（2010/06作）

－嵐に逢えなかった方へ－　 わくわくしながら目を輝かせている人たちを横目に、ドームまで嵐グッズを買いにだけ出かけ、ドームから漏れてくる音に聞き耳を立てながら、次のツアーでは必ず…

メトロポリタン・フィルハーモニー管弦楽団の専属ステージマネージャーとして働く八重樫透（やえがしとおる）。 決して舞台の上に姿を見せることはない彼。 しかし、万雷の拍手の向こう側に…

京都祇園近くにある、日本最古の劇場、「京都都座」 ここでは毎月、違う種類の演目を上演していた。歌舞伎、喜劇、演歌歌手、アイドル「ジョニーズ」コンサート、レビューなどなど。 都座…

クラシックを聴いていて、思い浮かぶ美しい夢。 また、音楽と日常の素敵なエピソード。 FM、OTTAVA、NML、YOUTUBE、海外ラジオなど ネット経由で、また、テレビ、CD…

昭和五十年代の始めの頃、田宮正造は大学を卒業して通勤を始めた。 毎朝乗る満員電車に最近の映画のヒロインに似た短大生に一目惚れをしてしまう。 その女子大生の名前も住所も判らないが…

「図書館にまた新しいフレンズが来たのです。それも、またかばんのように文字が読めるフレンズなのです。だから我々は料理をさせてみるのです」 「ヒグマの料理もまずいわけではないですが…

まもなく開かれる「芥川也寸志の団体歌」コンサート。 実際に、校歌や団体歌として、よりそってきた私。 コンサートを記念して、思い出を語る。

　魂が移り変わっても、変わらぬ愛を誓えるだろうか――。 　ピアニストの水樹（みずき）には指揮者である双子の兄・火蓮（かれん）がおり、彼らは１５歳の時に交通事故に遭い、そ…

ピアニスト・京古野耀が所有する、九鬼島の別荘に滞在中の託生とギイ、そして章三。週末のサロンコンサートのレッスンに励む託生だったが、京古野の恋人の突然の訪問により、別荘内の均衡が微…

メルヘンです！ 筆者が過去にとあるコンサートを観に一度行っただけの町を舞台に、実在の人物の年齢、性別、国籍など大幅にいじってほぼフィクション でお送りいたします。 成田空港の近く…

　声楽家を目指していながら、親と恋人の裏切りで心に深い傷を負い、歌が出て来なくなってしまった佐竹美琴。音大を中退し、三年のフリーター生活を経て、楽器店に職を得ました。その彼女が『…

鳥籠館と呼ばれる洋館があった。 地下に作られたホールでは、新月の夜、妖しげなコンサートが開かれている。 聞こえて来るのは、女の謌(うた)――怪奇的で幻想的な、美しい謌声だった。 …

　これは妻であり母である女性を亡くした父と娘、そして新たに家族として加わる女性との、音楽による家族再生の物語である。 　荻窪の地で祖父の代から細々と喫茶店を営んでいる近衛新(あら…

デビュー３０周年記念のコンサートを控えて、思い悩む中年ロックスター。 果たして、自分の選択は正しかったのだろうか？ あの時別の選択をしていれば、今とは違う幸せが手に入ったんじゃな…