楽しく読ませていただきました。ぜひ、さらにたくさん書いてください。毎日を生きてゆく励みになりますから。
クラシック音楽を聴いていると、時折それに魅了されて、うっとりとその作曲家が生きた時代を思い浮かべてみたりします。そういった事々や、日常に流れくる音楽のエピソードを詩に表現するなんて、素敵です。どの詩もそれぞれに味わい深く、ひとつひとつの詩から溢れてくる情緒を、噛みしめながら読みました。特に、5つ目の「昔々の王女のためのパヴァーヌ」が好きです。マルガリータ王女から着想を得たとされるところを、このように表現するなんて、と感銘を受けました。
共感覚というものがあるらしい。共感覚を持つ人には文字に色を感じたり、音に色を感じたり、形に味を感じたりする。(Wikipediaより)もし、そんな感覚を持っていたら、音楽をこういう風に受け止めることができるんだろうか。
読み込むほどに 聞きこむほどに 詩情豊かな世界が広がります。