「いつもと違う」を含む小説

私の通っている大学の近くには、お洒落な小さな水族館をイメージした喫茶店がある。 私はそこの常連だった。 ある日、店員さんから、真夜中に来ると、特別なものが見れると告げられる。 …

毎朝のいちごジャムに違和感を覚えた栄一。痛んでいて味が悪いとかじゃなく、色がいつもと違う。そう思い始めてからなんだか不吉な日々が続く。

pixivでもアップしていましたが、なろうでもアップいたします。 あらすじ（話の最後まで書いていますので、ネタバレを回避したい方はご注意ください） 　音楽プロデューサーの女性…

オリジナル長編小説「革命の焔」より、物語の核心に影響しない程度の短い短編を集めました。本編のネタバレを含む可能性がありますのでご注意ください。

ミッション系の高校の頃、つまらないと思っていた聖書が今読み返すと面白い。 聖書は人を救うのか、それとも悪魔の片鱗か。

世界が塩になっていく。変化する世界のニュースがテレビで流れる中、この街は変化しなかった……違う、すでにすべての人が塩になってしまったのだ。 私以外は。 私が住む街は、同じ日を…

　ある日、通勤電車の中で、品の良い紳士に声をかけられた。 　その紳士と話していると、いつもと違う事に気がつく。 　そして、その紳士は、死神だった。

朝いちばんでかかってきた電話に出ると、空の色がいつもと違うと言う。 初めて見る空の色とは、一体何色なのだろう。君と僕との頭上に広がる、同じようで違う空。

仕事帰りに行きつけの飲み屋にやって来た私。 いつもどおり食事を堪能しようと思ったが、見慣れない客が気になり始める。

　もっふもふのちょっと小生意気な猫ちゃんが、地底にある猫だけが暮らす国に迷い込んだ！？　そこで出会った“猫戦隊”と共に、悪の組織と戦い、世界を救う旅に出ます！ 　アクションあり恋…

夜道を1人で歩くのは、街の喧騒から離れて心が落ち着く。 そんな日課の最中いつもと違う出来事が…… この足音はなんの音？ いつまでついてくるのだろう。

　閑静な住宅街でその事件は起こった。 　近隣住人たちから美しいと評判だった並アゲハさんが殺されたのだ。 　犯人は佐藤ゲンタくん、十二歳。 　彼らの間でいったいなにが起こった…

　マッパーとは地図屋である。 　マッパとは全裸である。 　すなわち、マッパーマッパーは全裸の地図屋である。 　これは国内最大級のVRMMOクエルポオンラインで日夜マッピング…

　いつもと同じ仕事を、いつもと違う場所でやる。 　めまぐるしく変わる環境の中で、やれることをやることしかできない。 　そんな中、一杯のコーヒーをすすろうとする。 ※KAC202…

お母さんも、お父さんも、ずっと家にいる。 いつもと違う日々。 どうやらその時間のことを、おうち時間というらしい。 まあ、わたしにはあんまり関係ないんだけど。 ※KAC2021…

三人の傭兵がいつも通りのパトロールに出る。 いつもと違うのは男から買った一発たった１セントの安すぎる弾。 人の命を奪う銃弾が一発1ドル50でも安すぎるというのに。

ぼくは、いつもの帰り道で、いつもと違う角を曲がって進んでみただけなのに、元ぼくとぼく自身にがっかりした。 ぼくのいた世界とこの世界は、とてもよく似ている。ぼくが開発した、ふわぬむ…

会社帰りに寄ったいつもの図書館で、いつものように本を借りたら、何だかいつもと違う展開になってきた。今日は週末だし、てコトで、何となく巻き込まれてみた俺の、ちょっとした出来事。

いつものように祖母に寝物語をねだる少年。 だけど今日は何だかいつもと違うお話しで…。

　読書好きの青年は、いつも近所の公園で本を読む。 　ある晴れた午後、彼はいつもと同じように公園に行き、本を開くが……。 　これは何でもない休日の、ちょっとだけいつもと違うある日の…