「カクヨム甲子園」を含む小説

化物と常人とはまさに表裏一体、紙一重の存在でありまして、そう言われましても実感の湧くものはごく一握りだと私は考えております。 では、皆にわかりやすく知ってもらうためにとある一人の…

不思議で不気味なお話を読みたいですか？ ボクはそういうの、大嫌いです。

蝉が鳴き始めまだ夏が始まって間もない頃、僕は"過去"に戻る。

実業高校の中の一つ――工業高校。 数々の場所でネタにされ、偏見を持たれる学校である。 しかしそんな工業高校でもさらに深く掘れば、専門用語と専門的知識が入り乱れる場所でもある。…

家にやってきた念願の犬、ジョーと僕はまるで兄弟のように毎日を過ごしていた。やがて高校生になった僕は、忙しさを理由にジョーの世話をしなくなり、見向きもしなくなる。そして段々ジョーは…

男子高校生とその母親の１日

「アニメキャラみたく、羽でも生えればいいのに」 　夏休みのとある日、そんな妄言は現実となったのです。 　背中に硝子の羽が生えてしまった高校生、新崎いろは。夏休みで両親不在の彼…

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 「諦めなさい」 大人の決まり文句だ。 都合が悪い時の逃げ文句だ。 言うこと聞かないなら殺してしまえ。 …

教室にある40人の死体。 行方不明になった女。 化け狐からの手紙。 クラスメイトを全員殺した犯人は誰だ。 犯人は最後に何を言いたかったのか。 トリックにより犯人が明らかにな…

嘘を吐きたがる少年が今回吐いた嘘は、嘘告白だった。 自分に好意を向けてきてくれている純情な少女に告白をするという勝ちゲーをしたんだけど……。 付きまとってくるしめちゃくちゃかわい…

現代ドラマを選びましたが、現実には実在しない奇病が出てきます。 男子高校生二人の夏休みの話です。

二十四時間分の七分。 彼女といる時間はほんの一瞬だ。 僕の嫌いな空間での七分は、妙に息苦しかった。

両親が亡くなり、叔母に引き取られたエリックはジャンヌ・ダルクに憧れてバーサーカーになることを夢見る。 叔母の反対により、彼は家を出た。 路地裏に独りで居たエリックはダニエルに…

「これから、横浜行かない？」 ーーそれは突然の誘いだった。 まだお酒を知らないこの歳で、大人たちがお酒を飲んでいたらどんな話をするんだろうなぁ。そういえば横浜行きたいなぁと思っ…

自営業の二十四歳、千川龍二の趣味は散歩。 本当に散歩をしているだけだったのに……。

僕が海辺の宿泊施設で不思議な少女と出会うお話。 淡い恋模様を書いてみました。 カクヨム甲子園のキリンレモン賞を頂きました。ありがとうございます！

不登校の俺に届いたのは、500年先の未来からのメッセージだった

あなたが読んでくれた物語を今も忘れることができない。 それは私たちが兄妹という関係の中で最も大切な時間だったから…