「#海」を含む小説

兄が仕事でする『化粧』が大好きな海。 見ているうちに自分もされることを夢見ているが、兄はその気持ちを知りながらも、海にその化粧をしたことがない。 その化粧の本来の目的、そして…

小説を書き始めたばかりなので、拙い文章ですが、お許し下さい。

「私、ハッピーエンドが好きなの」そう言って笑う彼女には夢があった。 　――　一度でいいから、満開の桜を見てみたい。　―― 大人になりたいと手を伸ばす少年と少女は、世界から見れば…

　フィクションになります。登場している人物や団体は実在するものと一切関係ありません。 この作品はカクヨムで何度も書いていますが、新たな挑戦で書き始めました。 台詞が主体になるので…

氷河期に突入して悠久の時が過ぎた地球。人類は海底にドーム状の都市を作って命を繋いでいた。旧文明の知識は失われ、すべてがロストテクノロジーになった。人々はいつの日か氷河期が終わるこ…

Web投稿小説サイトでオリジナル小説を投稿して5年。 楽しくやれていたのに、様変わりした小説界にどうしていいのかついていけなくなった5年間を書き連ねてみた。 　 2019年なろう…

弱者を愛してあげる事が出来れば、それは日本人が日常暮らしていて、自然に気づく想いを大切にしてあげる事である。

　16世紀末、所はイングランドによる植民の進むアイルランド。 　古くより存在感を持つ名家──カルヴァート家の遺産を手に入れるため、五組の少年少女が湖を臨む霧深き古城へと集まった…

大学４回生の福島健太にとって最悪の年だった。 ３月初旬、原子力発電所が爆発事故を起こした。放射性物質が宙を舞う。 ほどなくメールが届いた。 【内定取り消し通知】 彼は就職先を失い…

　旅の途中に立ち寄った波打ち際で、アリィは海を睨みつけた。探しているのは、ペンギン。本物のペンギンが見たかった。けれど、この海には居なかった。 　見てどうするのか、と旅の仲間は問…

　ある年の夏休み。 　小学校六年生のみずほは、福井県小浜市にある、母の実家へ帰省していた。 　毎年楽しみにしている帰省だったのだが、今年は気にかかることがあって、素直に楽しむこ…

『KAC2024 ～カクヨム・アニバーサリー・チャンピオンシップ 2024～』第6回「トリあえず」参加作品。

海の近くに佇む、旧グッゲンハイム邸で開かれたチャリティーサロンコンサート。真実は館だけが知っている…

概要 　今から六十年前に原子力潜水艦オリオンがなぞの沈没事故を起こした。生存者は外で水生人間と戦っていたもの、潜水艦から脱出した物併せて二十人。 　六十年後、原子力潜水艦オリオン…

ずっと、海が嫌いだった

斯くして終末は訪れた。類い稀なる歓喜よ。満々に帆を張ってカミオカンデの海を泳げ。雀躍たるニュートリノの放散は溌剌たるエントロピーの拡大とともに無間地獄の阿鼻叫喚を貫通し、ヴァルハ…

異世界に飛ばされたら、なぜか地の底へと落とされていた。 何を言っているのかわからない？　安心してくれ、俺にもよくわからない。 地の底には大迷宮が広がっていた。そこには魔獣がい…

「俺はお前を裏切ったことなど一度もない！！」 突然意味不明な弁明をかましてくる彼を横目に、金属バットを手に取る暴走族のリーダー、蒼井霞。 彼女は付き合って2年目の彼に、…

２６歳の誕生日を迎えた「あきら」は、友人たちが次々と結婚し出産を経て母親になる現状を知り、焦りと不安を覚えた。一方、仕事へのやりがいや収入などに満足感を見出していたため、恋愛を熱…