「雪」を含む小説

中学二年生のちーちゃんが飼う白い柴犬ぽいミックス犬、雪丸。 雪丸の名は、聖徳太子の愛犬雪丸（奈良県の達磨寺に石像が祀られている）から貰い受けたもの。 聖徳太子の雪丸はお経を唱えて…

とある金持ちが莫大な資金を投じて作り上げた人工島「銀花島」 金持ちの令嬢しか集まらないようなこの島に、俺「穂積砂雪」は今、雇い主であるお嬢こと「岩滝咲乃」と共にやってきていた。 …

たとえば、真っ白な雪に足跡をつけるように。 たとえば、美しく飾りたてられたケーキにフォークをさし入れるように。 たとえば、綺麗に盛りつけられたパフェをスプーンで掻き混ぜるように。…

　高校2年生の夏、佐藤陽菜はいつものように放課後の教室で過ごしていた。 　クラスメイトの須藤瑞雪を眺めながら、物思う。 　友人ですらない二人のプロローグ。 　その一日がどうあろう…

KAC2023第3回『ぐちゃぐちゃ』参加作品 靴を濡らして帰ってきた息子。苛立ちを感じる母親。

おまえはいつまでも真っ白な雪のまま。おれなんかには汚せない。

最近、「明るくなった」とよく言われる私は、数日中に雪が溶けきるのではないかと知り、ある場所に向かう。 同題異話３月号「六花とけて、君よ来い」https://kakuyomu.j…

作った雪だるまが溶けきるまでおとなしく眺めるなんて、生温い事だったのだなと思わされた出来事。 百人いれば百通りの感じ方、遊び方があるものである。

雪で畑が真っ白に！　だが、その下には白ねぎが埋まっている！ なんとかせねば、農家としてやれねばならぬ！

ミステリ――かな？ （本文読後にお読みください） 雪道に詳しくない方に説明しておきますと。 対向車の撥ね上げた融けかけ雪でフロントガラスが視界不良になる、ということはそれなりに…

五年前、他の女の子とキスしている姿を相手に見られ、ギクシャクしはじめた従姉妹の〈夏実〉と〈心雪〉。そんなふたりの新生活の話。

大口 原雪（おおぐち げんせつ）、－コードネーム：ハンドラーＤ（帝国特殊作戦隊員）－。 白、－柴犬－。 黒、－柴犬－。 ママ、－おじょうの母親－。 長鳴鶏 東天（ながなきとり…

クマのぬいぐるみは雪菜にもう一度抱かれたいと思う。

KAC 20232参加作品。朝鮮王朝時代の女性詩人 許蘭雪軒について弟の文人 許筠が語ります。“這子”がこの時代、朝鮮に存在したかどうかについては深入りしないでくださいね（苦笑…

【雪でも台風でも毎日更新】 高校に入学した三田は、委員会の行われる図書室までの道のりで迷子になってしまった。 その時、たまたま通りかかったのが今日では観察対象である『マトモじゃな…

今年から大学生となる春(はる)は、地元から離れた山奥に引っ越してくる。 そして、引っ越した先には何故か雪(ゆき)と名乗るちびっこい少女がすでにいた。 その少女は自分は座敷わらしと…

校内新聞に青春をかける女子高生、黒沙サユリ(くろさ さゆり)と不思議な仲間達がおくる奇怪異能リポートファンタジー！！ 学校に仕組まれた謎と、果てしない取材の先に待ち受ける彼女らの…

グリム童話「Schneeweißchen und Rosenrot」に似て、少し違う双子の姉妹。 妹が王子様と結婚する前の、かけがえのないひとときの物語。

仕事終わりの私は、あるお菓子を思い出す…。