「願ったり」を含む小説

この短編集では、敢えてジャンルの特定は行いません。 誰かにとって恋愛もの、誰かにとってファンタジー、誰かにとってSFになれる物語となれることを願っております。 第一話「砂上の名…

女子高生・高屋麻美が夜の町で出会ったのは、殺し屋を自称する黒ずくめの男。殺しの依頼を受けたいと言う男に麻美は困惑しつつも、殺してほしいと願っていた相手の名前を告げた。その相手とは…

相討ちした勇者と魔王 しかし、二人共前世が日本人で平和を願っていた そして、勇者は2度目の転生をした 相討ちした魔王の孫として 魔王は2代ごとだから次期魔王の元勇者と言う事だ …

わたしの旅館に宇宙人さんがやってきた。 今よりもかなり未来のことなので、そういう事もあるかもしれない。 だからって、我が旅館に来るなんて微塵も思ってなかったけど。 生まれたとき…

昔々、仲良しの姉妹が同じ頃に子宝を授かった。二人は子の健康と幸せを願って近くに住む祈祷師を訪ねて良い名前を名付けてもらいに行く…。

妹の清子にいじめられる日々を暮らしていた俺。ある日、清子に「お兄ちゃんと呼んでくれ！」と願ったのだが……？

死や別れに直面する人々を描いた短編集「死にふさわしい頃」に収録した作品の再掲です。

　小宮奏は、小さいころの空への憧れを持ち続けている。 　もちろん特別主張して言ったことなんてない。ただ、彼女は「演劇をする人は何にもなれる！」という言葉を信じて演劇部に入ってしま…

「リイト――わたし、とうとうここに――孤塔の前に来たよ。これから、あなたが行きたがっていたところに登るよ――」 死んだ初恋の相手に代わって、塔師見習いになった少女、カシホ。 見…

菊田家の3姉妹、陽南と蓮と桃奈は大人になり疎遠気味になっていた。 そんな中、蓮は久しぶり妹の桃奈と会い遊びを満喫していた。だがその途中で事故に遭っていまう。 桃奈は命に別状はなか…

日々平凡に過ごしていた高校生、霧島朔也(きりしまさくや)は、ある日、急性機能不全という病気を持つ日野森葵(ひのもりあおい)と出会う。生きていることに喜びを見出すことのできない朔也…

転生前に「平和を愛し」戦った魔王だったが、勇者御一行に無残に殺される。 死に際に魔王が切に願った「自身が最弱で生きていける最低限の世界」 が「祈りの力」として世界を書き換え、サキ…

悪魔の最愛の友が失踪した。 悪魔は友の望みを知る術がなく、友が助けて欲しいのか放っておいて欲しいのかですらわからず苦悩する。 それでも、その世界から忽然と消失した友を捜査せざるを…

　世界は不平等で利己主義の病魔が人の心を蝕み続けている。 　交わす言葉、表情、感じる心や感覚、大切なことを忘れてしまっているような気がしませんか。 　その「心の豊かさ」とはどこ…

　主人公、レイジ・ターゼットは、魔導体術（魔法+武術の格闘技）の養成学校、「ドルゼック学院」の学生だ。レイジは大会団体戦四位、学院の英雄メンバー、ボーラスたちの「練習パートナー」…

2021年3月21日 00:35 に第一話の連載が始まった拙作『追放された元賢者、僻地でのんびり村を作る』に関して残しておきたいなと思い、日々の記録を綴っていこうと思います。 …

だいたいアイツは、勝手なんだ。いまさら「逢いたい」なんて言われたって、「なに言ってんのよ。ふったのは、あなたの方でしょうに」って感じだし、昨日の電話でも実際、同じようなやり取りを…

とりあえず主人公(?)の「僕」が狂っています。 すみません。 ジャンルがわからないので適当です。 もし違うと感じたら指摘してくださると幸いです。

高校へ入学したばかりの和歌山愛花。 中学の頃からクラスメイトだった宇奈月御咲と月岡悠斗は春から付き合い始めていて、自分は白馬に乗った王子様とときめくような恋愛がしてみたい、そう願…

　十年前、戦火に燃える失われた街で、青年はとある赤ん坊を拾った。親と思わしき人物は見当たらず、そして何より、彼女が魔族であることを知った青年は、誰にも知られぬよう、ひっそりと赤ん…