やまの　かなた

これは老耄なのだろうか。それとも生まれ変わりの遠い記憶なのだろうか。

私達のこの体に流れる血は遠い時代から受け継がれて来たものだ。

一握りの土を手に取ってこの中にかつての命の痕跡を感じた事は無いだろうか

誰がどう邪魔しようと内から湧き上がる学びの欲求はやがていつかは花開く

人より精一杯頑張るしかないんだ。叶わない事でも後で後悔しないために…。

さぞ辛かろう、苦しかろう。だがどこかに必ず救いの道はあるもんだヨ。

生地獄の苦労を味わった最後にはこんなみやげ話を持ってあの世に行きなされ

幸せだった時は本当に戻ってこないのだろうか？今悲しんでいる人に捧げたい

どんな人生の山道にも小花は咲いているもの

人生なんて最後は自分にどう言い聞かせて折り合いをつけるかだヨ

豊かな人生ってどんな人生を言うのだろうか。

観音様、独りぼっちの哀れな娘に何か生きる希望を与えて下さい。