「虫」を含む小説

仲の良いお姉ちゃんが、今日は男友達とデートです。二人がイケナイことをしないように、私が見守っちゃいますっ！　大好きな人を見守る、乙女の純情物語です。

僕の何でもない日常をつらつらと綴るだけの日記 ＊＊ 六月菜摘（水菜月）さんの『葉月先生の恋』と同時進行のコラボ作品です。 https://kakuyomu.jp/works/…

「こんな使えないのが仲間だと思うと虫唾がはしりますわね。」回復術士は一人で戦えない。そんな存在だからこそ勇者や魔術師に利用され、奪われ続けた少年・ケアル。しかし彼はある日回復《ヒ…

寄生虫。馴染みがあるようでない。そんな虫達にスポットをあててみました。 登場している寄生虫は一応、特徴を踏まえて書いているつもりですので興味のある方は調べられても面白いかもしれま…

あやかし専門機関「神御寮」。御寮員の父を持つ少女・常野蝶子は、十歳の誕生日に弟の春虫を神隠しで失ってしまう。時同じくして、蝶子の前に現れたのは傷ついた青虫化生。蝶子は己の血肉を与…

プレイッ!!◇笹浦二高女子ソフトボール部の物語◆ における、登場人物をまとめた資料集です。 人物の説明や各選手の能力値を書きましたので、本編を読まれる際の参考になれば幸いです。…

僕は弱い。どんなにやりたくないことだとしても、自分が悪くない時でも、誰かが泣いていたとしても、僕は、笑顔で「大丈夫だよ」と答えることしかできない。 昔から体が弱いのが原因なのかも…

自殺をするため久方ぶりに外へと飛び出したら、外界は巨大化した虫の巣窟と化していた――ある虫に捕らえられた「私」の、非現実的な一週間。 　「幸せ」って、なんだろうね。

SFショート・ショートです。お手すきの際にさくっとどうぞ。そんなには読後感悪くないとは思います。あ、一応、虫注意で。

ひと夏のちょっと冷たい物語。 一人で真夜中に見ることをお勧めします。

ねぇ、姉様？ 僕達は双子なんだから、全てを平等にしなきゃ駄目でしょう？ 姉様ばっかり愛されるなんてそんな虫のいい話、ないよねぇ？ もう誰もいなくなってくれたからさ、僕に愛をちょー…

大戦の最中、空を割って現れた人間の敵『混虫』。混沌の彼方からやってきた彼らは世界を侵食しながら人間を捕食していった。そんな時代。混虫の脅威から人々を守る武装列車の姿があった。この…

最終戦争により終焉を迎えた世界。壊れたロボット・オズマは義手の男・カミオカによって目覚めさせられる。二人は謎の待ち人の元へと旅に出ることになるが――同名のフリゲをノベライズした作…

　巨大な虫が我が物顔で山々を跋扈する異境の地、把省(はしょう)。 少年はこの地で虫と出会い、関わり合い、時には仲違いしながらも闊達に成長していく。

野涯国の王女ペトラは、本の虫。その日も聖堂付属図書館で本を読みふけっていた。彼女が図書館から出て出会ったのは―― ※作者が発行している同人誌『野の涯ての王国～女王の結婚～』『野…

私が小学四年生の時、夏休みに入ってすぐの頃に従姉の由永（よしえ）さんが自殺した。通夜には生前彼女と親しかった二人の男女が訪れる。彼女たちから語られる由永さんの人物像と、蘇る彼女と…

『生きる為に強く在る』が心情の、虫の特徴を身体の節々に持つ蟲人の男と、行動を共にする少女との話。 暇つぶし程度にどうぞ

　「残念だけど、あなたに仕事を紹介することはできないわ」 　卒業式の終わったその足で職業安定所（ハローワーク）に仕事を求めて駆け込んだ鳴海だったが、とある事情から職業案内を断ら…

　寺子たちに課せられる日々の鍛練の中でも、山行は一際過酷なものとして知られていた。 土掬い、蜘蛛蜂、苔頭、蜜殻虫。そんな得体の知れない化け物共が跋扈する山々を身一つで越えてゆか…