「嘘である」を含む小説

日記みたいなものを 散文詩のかたちで書いたもの。 とりとめのない 空想のような日常。 嘘とほんとの境目。 ＊

　十数年前、勝手に独立を宣言する形で建国された「ルナーン王国」と勝手に独立を宣言された側の「ソレイユ帝国」は幾度かの停戦期間を挟みながらも、未だ、戦争状態にあった。 　花も、鳥も…

招待状を送ったよ ''一緒に行けば怖くない''って 天国とか 楽園とか そんなの嘘なんだけどね 君が捨てた世界を見てみなよ 遺した身体に群がる醜いヤツら 家族も友人も…

地方の産婦人科医師・力翔はアイドルグループ「E小町」の絶対的センター・星野エマの大ファン。患者の病室でライブDVDを流すほどの筋金入りのオタクで（曰く「美しいものを見ると健康に良…

元婚約者の浮気を見抜いたペネロペは、微表情から感情を読み取り、嘘のサインを的確に把握する術を手に入れた。そんなペネロペをスカウトした宰相補佐のアンドレスは、嘘をつき続けるロザリア…

　――神託者。 　四百年に一度、この世界の何処かに出現し、全能の神の意思を伝える者。 　その身に、火（ライラ）水（レイリー）土（トファス）光（キーリ）のいずれかの能力を宿し、様々…

「巫女殿が信じてくれるだけで十分だ」 斉子が小さな頃から何度も繰り返し見るのは、鬼といじめられている金色の髪の少年を庇う夢。 将来は母や大好きな兄と同じく琴の奏者となることを目…

かつてコノ国を救った勇者。 それが僕の前世なのだそう。 イカれてる。 主導が国とかもう終わってる。 彼の方の願いを叶えるために旅に出ろって追い出されるとか解せない。

虎雹国の王宮で、文官として働く蘭秀。 人使いの荒い上司から命令された仕事を終わらせた帰り道、不思議な唱を耳にした。興味を引かれて聞こえた方角に足を向けると、そこには舞を舞う美しい…

　ぎゅるぎゅると、可愛いらしい音が鳴る。 「お゛腹空いたー」 　声は可愛らしくない。 「五月蝿い」 「びぇーん」 　嘘でしょ、顔を殴られた。酷い(泣)。 「ちょ、何で…

本編は『朝1番に福と富と寿を起こして』 ﾍﾞﾘｰｽﾞｶﾌｪさんにて恋愛ランキング最高21位 エブリスタさんにてスター特典というシステムで読むことが出来る『卒業式の朝、その後に』…

　　転生をしてずっと、勇者をしていた主人公。最初はやる気があって俺様キャラだったのだが徐々にやる気が無くなってきてしまった。魔王は作業ゲー感覚で倒せる。しかし、色々と文句を言われ…

アパートの鍵を落とした僕。 鍵を拾ってくれたのは、会社員のお姉さん。 無名の音楽配信動画をきっかけに、僕たちは仲良くなって…… ※　※　※ このお話は、あったらノベルズ様が書…

　推し活の資金確保のため坂井康行は家事代行のバイトを始めた。今回の依頼先はなんと推しのアイドルである白崎真希の家。 「姉崎真希こと、白崎真希でしゅ」 「う、う、嘘だろ！？」 …

「異世界転生」 この響を聞いたら皆は何を想像するだろうか。チートで無双？ハーレム？俺なにかしちゃいました？ そんなものは幻だ。 だってそうだろう、俺の能力は「〇〇〇〇〇」なん…

主人公はコミニケーションが苦手な喫茶店で働く粟津櫂人。突然店に現れた城崎くいなに「婚約者のあなたの兄が突然いなくなった」と言われて……⁉︎粟津櫂人は一人っ子のはず…ルイと名乗る兄…

正直でいたいのにそうあれない境遇に置かれてしまった主人公。演じなければいけないのに演じることを避けたい武士の短編です。 バッドエンドと捉えられる結末かもしれません…

ありきたりな日々の中の、ある一日の物語。 これは誰の物語なのか。 絶望の中に置かれた４人の人生。これは、あなたの人生。