玉石王宮譚

【登場人物・世界紹介】

【登場人物】

・蘭秀（ランシュウ）

　　虎雹国（こひょうこく）の王宮に勤める文官。15歳。

　　浅黒い肌に、黒髪が特徴。

・星麗（セイレイ）

　　夜、王宮敷地の平地で舞を舞う少女。

　　いつも朱色の打掛を着て、銀色の扇を持っている。

　　白銀の髪に黄金色の瞳が特徴。

・香（コウ）

　　蘭秀の同期の少年。同じく15歳。蘭秀とよく行動を共にしている。

　　黒髪に黄金色の瞳が特徴。

・李潤（リジュン）

　　蘭秀、香の上司。16歳。

　　切れ長の瞳が特徴。

・蘭姫（ランヒメ）

　　華信国（かしんこく）の王位継承者。別名『真珠の姫君』。

　　5年前から行方が分からなくなっている。

　　水銀色の髪と白い肌、紫色の瞳が特徴。

・秀（シュウ）

　　蘭姫の従者。

【国】

・虎雹国（こひょうこく）

　　主な舞台となる国。

　　王宮は山を切り崩して建てられている。

　　国土面積はかなり広く、制度が追い付いていない箇所もあり、治安の良し悪しの差が激しい。活気あふれる街の裏では、人身売買が横行している貧民街も存在している。

・華信国（かしんこく）

　　虎雹国に隣接している国。5年前、虎雹国によって攻め滅ぼされた。