「KAC20225」を含む小説

　地縛霊という部類になってしまったのか、私はかれこれ二百年ほどここに縛られている。悪さをするつもりはないから事故物件にもならないこの家に、またひとつの家族がやってきた。 　退屈だ…

KAC2022作品。 今回の小説のテーマは、平和と寝取られです！！ 遂に、NTRを書きました。 しかし、消化不良でしょうか？ ざまぁまでは書けなかった。 でも、主に、世界平和が…

父が亡くなって10年、母の年金で生活してきた俺。その母の８８才の誕生日、俺は米寿の祝い金を、母の換わりに役所に貰いに行く予定だった。だが、出かける直前、10年間一度も母を見に来な…

明日は米寿のお祝いだ。孫にもひ孫にも囲まれ…幸福な老後を送る老人が眠りにつく。 夢か幻か、1歳からの自分の人生の追体験をする老人。 ひと夜限りの夢か幻か、それとも神様がくれたやり…

猪突猛進で一本気な旦那さんのやらかしを強制的に受け止めさせられた奥様の独白のようなもの。

バースデーパーティを婚活パーティにされてしまった吸血鬼の令嬢。 必死に拒否をしていたところに、知人の青年エルフが現れて……。 ※KAC2022 ～カクヨム・アニバーサリー・チャ…

　御年八十八歳の現役変身ヒーローさんにお話を聞いていきたいと思います。 ——何故、今も現役でヒーローを？ 「若気の至りじゃな」 ——……若気の至りって、もう八十八ですよね？ …

「米寿祝いはしないほうがいいらしい」僕が職場の後輩とそんな話をしていると、上司の笹井さんがある言い伝えを話してくれる。笹井さんの田舎では、「オバウテ」という老人をさらう怪異の言い…

　KAC2022その５「８８歳」 　本日８８歳の誕生日を迎える、認知症の老人。 　誕生日の意味も、自身の年齢さえ分からないはずの老人はその日、家を飛び出した。 　その後、彼は…

その少女は、会ったことの無い作家への想いを抱えていた。 やがて、偶然に・・・

米寿を迎えた後、寿命で死んだ老人はその葬儀の場で天使と出会う。 『KAC2022 ～カクヨム・アニバーサリー・チャンピオンシップ 2022～』 ５回目お題「８８歳」出品作品

８８歳。まだまだ現役。 時間だけはどんどんある。だから毎日つぶやき、投稿するのさ。 ばあさんとの思い出を。 KAC終了間際にふと思いついたので書き殴りました。 読んでもらえる…

俺を拾ったのは、昭和生まれのロリ狐だった。長袖は農作業中の日焼け対策だそうだ。

塗炭の苦しみというには真綿で締めるように生ぬるい。 今日という日を数える内に、朝になるような。 ちょっとだけブルーな話。 KAC20225　88歳　応募作品。

怪異と契約して、八十八歳で死ぬとされていた爺さんが 八十六歳で死んだ。

88歳について適当に考えていたら、思ってたのと違う物になった。

それは高校生の夏休みのこと、祖父の家を訪ねた時のその出来事を自分は妙に覚えている。 部屋にいる祖父に一人で挨拶しにいったところ、ふとその部屋の壁に立て掛けてあった鞄が目に付いた。…

異世界からやってきた『ツン・デーレ一族』の目的は世界征服……ではなく、友達を作ること。しかし、ツンデレな彼ら彼女らは真逆のこと(照れ隠しの侵略行為)をしてしまう(市民を傷つけるこ…

私が祖父の住んでいた家に着いたのは、通夜も葬式も終えた後のことだった。もっと会っていればよかったと後悔する私のことを、片付けに来ていた伯父が迎えてくれる。 「吉野も八重ちゃんも、…

タイム・マシンに乗ってやってきた88歳のおじいさんと、病院で入院している男の子の話です。