「＃万人 #現代」を含む小説

◆物語概要◆ 狐と狸の仮面を被った人々が、渋谷の交差点で踊り狂う。子どもが粘土細工で作られ、臓器と魂を注がれている。国の共通通貨がりんごの皮、しなしなで、腐った嫌な臭いを漂わす…

現代最強の魔術師である山海権蔵（８５）所有の伝説の杖が、ごく普通の一般人である愛妻菊に燃やされた！？　そんなお話。 以前他サイトで公開していたものの改稿版です。 （他サイトでは…

　病院で入院している大叔母が、重い病で苦しそうな表情を見せながら最後の言葉を振り絞り祖父の裕二と孫の慶留に、祐二と幼少期の頃、一緒に埋めたタイムカプセルを掘り起こして欲しいと伝え…

「ねえおじさん、私を誘拐してよ。」 掴みどころのない、笑う男ショウ。 どこか擦れている、無愛想な少女あおい。 月明かりが照らす公園で二人は出会った。 男は少女の唐突な申し…

突如ロシアに落下した隕石、そこから発生した謎のウイルスにより特殊な力に目覚める人間が現れ始めた世界。 彼らは感染者と呼ばれ、その力を用いた犯罪率の高さにより、感染者は無条件で隔…

　ある日突如ニュースに流れた、"地球滅亡"。 　世界最後の日にある人物に会いたくなった遠藤健也は、その人物の家に向かう。 　しかし、その人物は最悪の未来を変える力を持っていて…。…

赤信号と無縁なタクシードライバーのお話です。

【あらすじ】※物語の結末までを含むためご注意ください。 　空を飛ぶ大きな鳥が降らせた羽に触れた人間は、徐々に存在が消えてしまい、周囲の人からも忘れ去られていく世界。 　中学生の「…

中学３年生のまおは、いつの頃からか悪夢を見るようになった。その頃から体が重く感じて、学校に行くのも一苦労。母親からの言葉の針を抜く気力もなくなっていた。 ずっと夜明け前の世界にい…

これは誰しもが思ったことのある、〜だったらいいのに、〜だったらなあ…そんな想いは結局実らない事ばかりで、何をやっても上手くいかない、そんな経験と、でもそれだけじゃない話。

「テスト前日って、全く勉強してないときに限って異常な自信ある」「あれ、家のカギ閉めたっけ……？」「旅行って、行くまでの計画立ててる時が一番楽しい」そんな日常生活のあるあるに無理や…

コンプレックスだらけの少女、松山緑依風。 やんちゃだが面倒見のいい少年、坂下風麻。 ピアノが大好きな少女、相楽亜梨明。 医者を目指す優しい少年、日下爽太。 四人の少年少女を中心…

バスケ部に所属する高校二年生の天海碧。 彼にはとびきり優秀な妹がいた。 「兄様、私は必ず総理大臣になります」 そう幼い頃から宣言していた妹の百合は、その野望も現実にしてしまう…

終電間際の金曜夜。メビウスの輪のような歩道橋で、あいつは不思議な質問をしてきた――

中肉中背、パッとしない地味な顔――言うなれば、ニュースのインタビューでカメラの端っこにいる、誰も意識を向けないモブN……。その名は、北崎春成。 他の人間より、ちょっぴりクズっぽい…

或る町の廃墟に在る給水塔から、死体が見つかった。 その時僕は、斎藤翔との20年前の出来事を思い出した。

　自堕落に人生を浪費し、何となく社会人となったハルは、彼女との待ち合わせによく使った公園へむかった。陽炎揺らめく炎天下の中、何をするでもなく座り込んでいると、次第に暑さにやられて…

詩を公開しています。テーマは作品ごとに異なるのですが、全体を通して「やりたいことだけやって生きていく」、「誰に何と言われても、自分の意志を貫く」というテーマは、共通しているのでは…

平和な街、円市で最近やたらと起こる奇怪な事件。 その事件は能力者が超常的な力を行使して起こしているものだった。 星月異能対策事務所の調査員である赤星未来は、能力者だけが持てるエネ…

暗い部屋の中で、“自分”はボーッと携帯電話を眺めていた。