概要
「ねえおじさん、私を誘拐してよ。」
「ねえおじさん、私を誘拐してよ。」
掴みどころのない、笑う男ショウ。
どこか擦れている、無愛想な少女あおい。
月明かりが照らす公園で二人は出会った。
男は少女の唐突な申し出に目を見開くが、嗚咽をあげる姿を前にし冗談で言ったのでは無いと理解した。
「よしわかった、今夜お嬢ちゃんを誘拐しよう。」
これは、ひどく小さい、少女と男の望みの話。
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2話は執筆中です
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