「魔法 童話」を含む小説

　小説家の主人公─『導和(どうわ) 桜音木(おとぎ)』は、国立図書館─『BOOK(ブック) EDEN(エデン)』の最奥で読む本を探していた。すると淡く光を放つ本を発見し、恐る恐る…

昔々、ある処に『灰の街』と呼ばれるゴロツキの巣窟がありました。 其処には屑鉄という男が住んでいました。屑鉄はマダムという酒場の店主にこき使われ、便利屋と呼ばれていました。ある日、…

主人公アカは、同じ小学校に通う同級生のシロと、ある秘密を共有している。魔女と名乗る相手と手紙を交わし、二人で魔法の儀式を行う中で、アカはシロへ特別な気持ちを抱き始める。

エルフ、ドワーフ、獣族、3人の仲間と共に10年の歳月を戦い抜き、そして3人の命を犠牲にして、遂に魔王を倒した勇者。 しかし、魔王を倒した後には、苦い後悔の念が残った。己の"魔王…

魔法が使えなかった村がある日、魔法の木の力で魔法を使えるようになりました。 けれど同時にその魔法の木は呪われた木でもあったのです。

遠い昔。ハンデのある子もない子も一緒に遊んでいました。時にはからかわれたり意地悪されたりして、泣いたりしたこともあったでしょうが、現在のような陰惨ないじめはなかったように思います…

“理術”と呼ばれる精霊と通わせ、自然を操り、あるいは思いを形に創造する魔法に似た術が存在する。そしてその理術を善良の心で極めた者は天使へと転生し、未練や悪意を持ったまま死んだ魂は…

世界とは物語である。 童話の世界でハッピーエンドを迎えた者たちは本当にそのまま幸せで終わったのだろうか？魔法使いの一夜の魔法で王女への道が造られたシンデレラは真なる王女になれたの…

周囲に灰を降らせるという、おかしな呪いをかけられた王子は、父王の命で向かった森で、カボチャを連れた魔女と出会う。 魔女は、呪いを解く事に協力するかわりに、自分と恋をしてくれと王…

ここは豪華な部屋の一室。魔法の鏡によって招待されたお姫様たちは、各々の世界での愚痴や出来事、夫への愚痴、母への愚痴、過去への愚痴、主に愚痴を話す。 ※タイトルではお姫様と書いて…

レディ・アッシュはガラス王国の英雄。 魔法の杖は火かき棒、所々焼き焦げた灰色のドレスに、穴のあいた長靴下。 みすぼらしいとよく言われます。 だけど仕方ないでしょ、彼女はオシャレが…

綺麗な魔法の指輪を拾った少年の話。

童話の中だけだと思われていたソロモン72柱の悪魔。しかし悪魔たちは過去に実際存在していた。ソロモンは72人の悪魔を従えその力を示した。そしてソロモンは突然悪魔全員を封印した。まる…

『君が進学するこの五芒星大学には、五人の王子様がいる。お前がキャンパスに足を踏み入れれば、彼らもまた前世の記憶を思い出すだろう。そして君を求めて戦い始める』 そんな感じで魔法の鏡…

昼は祈り屋。魔法使いエッケが「祈りの右手」で祝福を与えてくれるよ。 夜は呪い屋。魔法使いハーファが「呪いの左手」で呪詛を与えてくれるよ。 双子だけど、身体は一つ。 力は一つしか…

スズランの花言葉ご存じですか？「幸せが戻って来る」「あふれ出す美しさ」「希望」「純愛」「純潔」「謙虚」「純粋」そんな花言葉から生まれた短い物語です ～あらすじ～ ある村に、美し…

巨大なクラゲである「マリームーン」。人間の少年・ジェフに恋する彼女は、ある夜、彼女は魔法使いの老夫婦に出会った。 「それではクラゲのお嬢さん、マリームーン。一つ魔法をプレゼント…

ある晴れた暑い夏の日。 猟師がいつもの様に狩りへと向かう。 道中不自然な家屋を見つけた猟師。 そこではすでに赤ずきんとおばあさんがオオカミに喰われていたのであった。 なんとか助け…

公開５日目に９位ランクイン！（近況ノートに添付画像）どうもありがとうございました m(_ _)m 筆者より （紹介文ここから） 昔々あるところに、金の山と呼ばれる、それはそれ…

魔法使いの老人が、勇者の一行に語ったおとぎ話。 ――豪華絢爛な馬車が十二時の鐘の音とともにかぼちゃに戻るように、魔女が命を落とせばお姫様にかけられた呪いがなくなるように、魔王を…