「降る」を含む小説

「月降る世界の救いかた」の補遺短編となります。

戸沢雪亜は、リア充の中学一年生。 クラスメートで彼氏の相馬冬樹は、雪亜のことを誰よりも愛していた。 そんなある日、冬樹の父の海外赴任が急遽決まり、二人はお互いの愛を信じていなが…

雪降るクリスマスイブ。イベント警備のバイトをしていた柊斗は、突然仕事を飛んで逃げ出してきた俳優の星哉に連れ出される。テレビとのギャップがすごい星哉に驚きつつ、成り行きで一緒に過ご…

お題で執筆!! 短編創作フェス「雪」参加作品

二人は語り合った。それは雪がシンシンと降る静かな夜だった。

俺は坂上幸也（50）、小さな物流会社の配達員だ。 その日は雪が降るという予報で、急いで荷物の配達を終わらせようと、ワンボックスの商用車を走らせていた。 夕方になり、辺りが暗くなっ…

爵位を継いだばかりのロイ。 妹をからかってやろうかと寝室に向かうが、妹はいなかった。 雪が降る、明け方。庭で遊ぶ妹。 雪の約束。

一緒に暮らし始めて初めての冬。 結子は北国育ちでもあって、 雪には慣れていた。 今年はなかなか雪が降らなくて、 早く降らないかと期待した。 柊二は、こたつの中でぬくぬくするのが好…

クリスマス掌編 &カクコン短編創作フェス　テーマ『雪』 2024/12/24 島根と能登でまた地震発生ですね。 能登は復興も少しずつ進んでいるようですがやっぱり不安にもなります…

砂漠の惑星ガリア。 砂漠の民「トレーダー」の少女エアリィが風となり駆け抜ける。 日常と冒険の日々から想いは徐々に膨れ上がり多くの人々を少女は巻き込んでいく。そのエアリィの原点がこ…

[更新不定期]作者受験期のため進捗めっちゃ遅い！！ 歌うことでしか感情を吐き出せない。本当の自分を、誰かに吐露するのが恐ろしい。 幼い頃、母を亡くした京華は、自分の内面をひた隠…

真っ黒な夜空から、それはやって来た。生きるため、それは飲んでは吐く。飲んでは吐く。それは某スーパーマーケットにあるショッピング・カートの形をしてきた。 ってなんでショッピング・…

淡雪様の詠んだ短歌を元に、色街アゲハが物語を紡ぐ、そんな試みです。

蒸気と灰降る地下都市を舞台に、錬金術師の青年の葛藤と成長を描くスチームパンクファンタジー。 ＜あらすじ＞ 遙か昔──荒廃した地上を捨てた人類は、地下へとその生活の基盤を移した…

　魔法を操る魔術師の世界でエレンとルークとラティとアシュレイの4人は守り神となった。 　エレンは幼い頃に故郷を滅ぼされ、連れてこられた研究所から、命からがら今の惑星に辿り着いた…

ギャングのボスをしている一人の男とそんな男を支えている一人の女が雪が降る夜に一つの約束を交わす「また二人で雪を見よう」

小学二年生の頃、雨の日の夜に僕が一人で母を探しに行く。 子供の頃でしか味わえなかった景色と怖さがあったなぁ…今ではただの笑い話さ…。

話がふくらまなかったもの、オチのないもの、趣味に寄りすぎたものなど、いろんな理由でノートに眠ってたやつ。 暗め、重めのもの多し。 蟄居――重荷を負って海にやってきた者 明滅―…

とある夏の頃、平数公正(ヒラカズコウセイ)という男子高校生はビーチにて、サメに襲われ死亡した。 そして次に目覚めたのはこれまた砂浜。 しかし、元々いた所ではなし。 否、もはやそ…