「短編/人外」を含む小説

人魚姫のセレーネは船から落とされ瀕死の男に自らを血を与え、命を助けた。その後、男が命の恩人を探していると聞くも名乗り出るつもりはなかった。 だが男は決してセレーネを諦めなかった。…

血を吸って成長する、なんでも斬れる、持ち主に力を与える。 代わりに、その精神を蝕み、最後は持ち主すらをも糧とする。 そんな魔剣らしい魔剣の物語。 ※この魔剣はお喋りです

この世界には國がある 人間､獣人､機械など､彼らが彼ら自身を守るため彼らの國を作る そんな國の一つに焦点を当てた日常短編集 今幕は開けた 彼らの生き様を見届けよう この小さな物語…

“あの祠に近づいてはいけない”——王国の辺境に位置するインシュー村には、そんな言い伝えが残っていた。村人たちから恐れられる、「土地神様」の封印された祠。しかし、そんな祠のあるイン…

温暖な海域で生まれ育った人魚のセリティアは雪を見たことがなかった。 そんなある日、セリティアはひょんなことから遭難していた人間の男性リースを助ける。 見たこともないからこそ初め…

美男美女が山神様に供物として送られる村で美男がみんな逃げた結果、逃げる余裕のないユートは生贄として選ばれる。山で凍死するかに思われるユートだったが、祖国から戦争犯罪者として追放さ…

命が宿った雪だるまの恋物語？です☃️🐿️✨

亡くなった魔女の元使い魔である人狼のアズライト。 魔女の知り合いだという吸血鬼の男と共に暮らすことになった彼は、夜毎家を空ける男のことが気になって……。 強面吸血鬼×寂しがり屋…

吸血鬼にまつわる短編作品をまとめました。 記載のない限り、一話完結型です。 不定期更新。 ※「小説家になろう」「ノベルアップ＋」にも投稿しています。

　黒い服の少年が、顔色の悪い青年の真後ろをついて行く。 　さらに灰黒色のローブを身に纏う男が現れても、不審がる者は居ない。 　黒服の少年もローブの男も本来、人間の目には映らない存…

夏休みも終わり間近の小学生、ゆうたは首が折れた狐の像を見つける。首と胴をタオルで巻いてくっつけると誰もいないはずの後ろから「坊や」と声をかけられる。

全員が別の意味でドキドキしている男女四人組のお話。

一年前、店主であるおじいさんが亡くなってしまった為、残されたおばあさんは閉店しようと心を決める。 だが、お店にはまだ一体だけ、ぬいぐるみが残っていた。 そのぬいぐるみを不憫に…

夜明けの魔女が死んだ。 使い魔であるアズライトを一人残して。 魔女の葬儀を終え、二人で暮らしていた屋敷に戻ったアズライトの元に、夜明けの魔女の知り合いだという男が現れて──…

俺は売れなくなった小説家である。 昔の稼ぎを取り崩しながらのスローライフを送っている。 最近のお気に入りは、廃校になった小学校のプールサイドで、一服つけてのんびり昼寝をするという…

これは現代に生きる御伽噺――。鬼の征伐に向かう子孫たちの1000文字でわかる令和の桃太郎伝説メタモルフォーゼ＆トランスフォーメーション！

年老いたヨウイチは、中学三年生のころに、電線に止まっていた鷹が落とした羽を大切にしていた。

深い深い雪山、少女は青年を拾った。 亜麻色の空を見に来たという青年を、少女は留め置く。 一緒にいられるのは、三日間だけ。 白銀の世界で、獣の少女と青年は心を交わす。 　　　＊ …

人数：5人(男：女：不問＝4：1：0) 所要時間：約20分 ジャンル：声劇･ファンタジー･シリアス 弘(ひろ)（♂︎） 25歳。事故で命を落としたことで魂だけこちらの世界に迷…