「月と夜」を含む小説

昼間嫌な事があった。 中学の同級生に会った。 そいつは私にした事なんて、これっぽっちも覚えていなかった。

夏宗太陽（なつよしひろあき）は幼馴染である冬月沙夜（ふゆつきさよ）の世話役として家族直々に任命された。 沙夜は少し変わっている。一番変わっているのはその喋り方だ。 誰に対しても敬…

月待夜歌（つきまち・よるうた）　七日で死ぬ病気にかかった女性。運あんまよくない。 星乃希（ほしの・のぞむ）　幼馴染で夜歌の彼氏。高校時代に《三美華》のひとりだった。 潮来大我（い…

デビュタントボールの会場から離れ王宮の庭園を眺めていた私は、突然の強い尿意に足を止めた。 引き返してホールを突っ切って憚り《はばかり》へ……ダメ！　とてもじゃないけど間に合いそう…

20代後半の独身女性、晴美は母こそ早く亡くしたものの、平凡な家庭で普通に暮らしていた。ある日街中で占いの勉強をしている女性に声をかけられた。 それは、あの統一教会の入り口とも知ら…

見えないけれどあるんだよ―― 星達は見えないけれど―― 青空に輝く白いお月様が教えてくれた事―― 少年とお月様の出会いと別れ。 第25回「2000文字以内でお題に挑戦！…

大学進学後、初めて戻った実家で昔拾った月の欠片を見つけた。 おくとりょう様の自主企画、クロノヒョウ様の自主企画に参加する用の作品です。

月の欠片を拾った夜。娘は提灯を手に1人夜道を歩いていた。

「月の欠片を拾った夜」から始まる、困ってる男の話。 第25回「2000文字以内でお題に挑戦！」企画の参加です。

昼と夜が分かれた世界のはなし。 クロノヒョウ様、おくとりょう様の自主企画: 参加用作品です。

満ちたり欠けたりも、遠くから見れば、ほんのわずかなささやかなやりとり。

「この一ヶ月、月の姿が見えませんね」 「どうしちゃったんですかねお月様は」

帰り道に、月の欠片を拾い、こっそり持ち帰った人と、欠けてしまった月の話。 クロノヒョウ様の第25回「2000文字以内でお題に挑戦！」企画　参加作品です。

第25回「2000文字以内でお題に挑戦！」企画　　「月の欠片を拾った夜」　　参加作品

降ってきそうな星空の下、少年は銀色の玉を拾った。 銀色の玉は喋り、自らを『月の欠片』と名乗る。 そして、かつて存在していた月という星を教えてくれた。 　第25回「2000文字以…

『魔法使いと召使い』シリーズ第４弾ですが、これだけでも読めます。 シリーズはコレクションからどうぞ。 2000字のお題企画『月の欠片を拾った夜』で書きました。 【今回はR15で…

【あらすじ】 　讃岐健造は、多摩丘陵の雑木林で迷子（捨て子）の幼女を拾う。警察に届けようとして一旦家に連れて帰るが、そこで不気味な女の急襲を受ける。辛うじて危機を脱した健造に対し…

夜毎に月が翳るのを、死者が食す為だという者がおります。それは月に流された者の咎だと。 夜空の白亜の国で、蝕に追われ翳りに飲まれても、その者が夜を統べるなら月は白亜へと還るでしょう。