日常に疲れた主人公が月夜に吸血鬼と出会い、恋をする物語。 彼女の一言をきっかけに、主人公は『生きる』ということについて考え始める。 過程はどうあれ、主人公は吸血鬼に魅了され狂いますが恋をする。 人外の相手の為に『生きる』という倒錯的な描写が、ちょっとした表現ながらも個人的には良かったです。 ラストは少し切ない終わり方に感じましたが、綺麗な締め方でそこもまたGOOD。 特に、幻想・伝奇系の物語が好きな方におススメです。
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