「ちょっとだけ不思議」を含む小説

地下鉄を舞台に、ちょっとフシギな話を集めてみました。 地下鉄から生まれた、今宵の夢をお楽しみください。

辛い一日を終えて家に帰宅した時、何もなかったはずの郵便受けから、突然小包が現れたら？ 小包には自分の名前だけが書かれていて、住所も、差出人の名前も、切手さえなかったとしたら――？…

「高校に入っても一緒に漫画描こうって言ったのに、なんで？」──私はそれに答えられないでいる。空っぽの心のまま迷い込んだのは、魔女が営む喫茶店だった。 コバルト短編賞投稿作その○…

僕、土井《どい》慎一《しんいち》は、幼なじみの双葉《ふたば》天衣《あい》に999回告白していた。 記念すべき1000回目の告白を決行するも、見事に玉砕。 天才AI研究者である天…

くらしきはやばいイケメン。 ゆきなりは素っ気ない。 尊い高校生時代を伴に過ごして、　の橋を渡る。

読書好きとのオフ会に参加したら、なぜか毎回不思議なことばかり。 おかしい。これっていったいどういう事？ そんな僕の体験談をお聞きください。

登場人物は二人。 男とお婆ちゃんのみ。 【男】 名は太郎。 自身の出産時に母が亡くなってしまい、生まれながらにして父子家庭で育つ。 その父も中学生の時に病気で亡くし、それからは…

「スカボローフェアに行くのですか？」 　旅人は黒ずくめの男に呼び止められた。 　男は旅人にある頼み事をする。 「或ある人に私のことを伝えてくれませんか？　昔、心から愛した人な…

魔女の心臓。 それは、二つの心臓をもつ魔女から得られる、いのちすらも蘇らせる不思議なもの。 これは、魔女と人間の恋と友情の物語。

コルタサル風のちょっと不思議なSF小説を書こうとしたらこんなものができました。自宅のトイレに入ったきり、そこで生活し、そこで恋をし、そこで愛になった男の人生の物語です。これを書い…

このたび、古いブログを見る機会があって、 すっかり忘れていた日記のようなものが出てきました。 当時、好きだった人とのアレコレ。 呆れちゃうくらい、あまりに痛い。 でも、恋って…

魔女、人間より体が丈夫で、ちょっとだけ不思議な力が使える。 人間と同じように、良い魔女も悪い魔女もいるけれど、私は良い魔女だと思いたい。

とても綺麗な伊能君は男子だけど、それはそれは美人で、そしていろいろと怪異な噂が絶えない生徒。今日も今日とて伊能君は、言いよる男子を鬼に喰わし、陥れる女子を異界で孕ませ、虐める者達…

眼鏡を愛する高校二年生、目黒兼人。あだ名はメガネ。そんな彼の眼鏡は今……醜悪なデブ女の尻の下でぐちゃぐちゃになっている。意気消沈するメガネ。だが、彼が顔を上げると目の前にはデブ女…

誰からも見られない場所・・・本当に？

　陰キャないじめられっ子が、リア充美少女のテレポーター作りを手伝う話。 　小説を数十は書いてきたけど、結局、この話を越える評価をもらったことがないかもしれぬでなぁ。いやはや。…

坂田史朗は、晩秋の満月の夜、昌志を連れて車を走らせた。猫神様の祠を新しくするために。

気になったことや、落ち込んだりした時のことを書きます。 たまに変わったお話を書くこともあるかも。

祖父母が暮らしていた古民家。 ここで長年、彼らは民泊を営んでいた。 けれど今は住む人がいなくなって。 僕（こと永森和季）の両親と親戚との話し合いの結果、僕が住みこんで管理する…