「おいで」を含む小説

その街は、毎日雨が降る街だった。 少年は、ある一つの仕事について知る。 それは街の人々にとって、必要なシステム。 たぶんきっと、あなたにも……。 －中編・全7話－ 「雨の降…

ひき籠りでラノベ好きの高校生『八月朔日陽太』はある日学校から帰ると自分の部屋のドアノブに手紙が掛かっていた。それは召喚状、異界へ召喚するという内容だった。突然の出来事に戸惑うが、…

《あらすじ》 保原《やすはら》透《とおる》は独り身で、田舎の山の中で陶芸と金継ぎの作家をしながら、事務員のアルバイトをして生活している。 32歳になる年の4月、叔父、勝呂《すぐ…

誰もが知る、コックリさんやエンジェルさんとは別に新たに生まれた降霊術があった。 その名は『おいでませ、鬼神さま』。 ネットで噂になり、呪いたい相手を必ず殺してくれるなどと言われ、…

ふしぎな話、おかしな話、せつない話……四季のできごとから生まれた、旬の小話はいかがですか。 物語店「茶話屋」は、一話完結のちいさな物語たちをご用意して、お客様のおいでをお待ちして…

上級仕立て士の孫娘ナナは、日本人の父と異世界（ゲシュティ）人の母をもつ異次元のハーフ。 そのせいか、小さいころから2つの世界を行き来している。 そんなナナの特技は、一度食べた味を…

ホラー短編集です。 幽霊ってパソコンやスマホの光が大好きらしいですよ。 ほら、あなたの後ろにも——。

――――「またがない」四翼(しよく)は、ろくなものにならない―――― その村のものは、皆一様に翼をもって生まれてきていた。 対翼(ついよく)は、生まれながらに背に一対の翼を持つ。…

【スマートニュース配信に合わせて順次更新！】 ◆◇第６回カクヨムweb小説コンテスト《ラブコメ部門》特別賞◇◆ 顔見知りすらまともにいなかった俺・前原真樹に、初めてできた友…

ここは、あの世とこの世の境目にある、閻魔様が死者に対して「天国」か「地獄」かを定める場所。どこの誰が言い出したかは知らないが、「裁判所」といつしか呼ばれるようになった場所だ。 そ…

お腹が空いたお昼には、うちのお店の日替わりランチ、カレーの日においで。 お替り自由で、サラダとコーヒーも付いてるよ！ けっこう安いよ、美味しいよ！

　不景気の煽りをくって派遣切りになった青年は、とある求人情報から辿り着いた。面接地はワクワク魔界ワーク有限会社。さすがに魔界とか、悪魔とか居やしないだろうと高をくくるものの、面接…

氷の魔女が氷の牢獄においでおいでする話。 （※重複投稿作品）リィズ・ブランディシュカ レイティングは一応。

やーやー！わたしは黒猫のフレンズ、“セヒコちゃん”だよ！(ｷﾗｯ) ここ、ジャパリパークは色んなフレンズがいてね、みんなみんな優しいんだよ！ ちょっとギスギスしたこともあったけど…

「クリエイターズマッチングプロジェクト」という企画に応募していた作品です。 イラストや楽曲に沿って執筆したものなので、ぜひそちらも公式サイトで見ていただきたいです。

彼氏に浮気された上に「最近のお前、太って魅力が無くなってきたから」と開き直られ捨てられた彩子は、たまたま修羅場を見かけた友人の美波の家にお邪魔することになり——。 ※この作品に…

ぼくの家にずっと居る「姉」。姉はみんなの姉だ。中学校に行けなくなったぼくに、ねえさんはやさしい。

私の名前は上林　彩花（うえばやし　あやか）。七陣小学校に通う小学五年生！　得意も苦手もないまったく普通な女の子。そんな普通の私が、クラスメイトの松田　陽菜（まつだ　ひな）ちゃん、…

妻が悲鳴をあげた。 居間の畳に蟻の行列ができているらしい。 駆除剤を買いに行くと言い張る妻を必死になだめる。 私は蟻が大好きだからだ。

中学三年生の頃、流行りだした遊びで不思議な体験をした。 「こっくりさん、おいでになりましたら……」 どうしてあんなに毎日の様に遊んでいたのか… 私にはわからない