「昔話？」を含む小説

むかしむかし、あるところにおじいさんとおばあさんが住んでいたらしい。 そこから始まる、三人の「太郎」が織り成す、変則的な御伽噺。 それは誰もが知ってるけど、誰も知らない物語。

　短編2本です。 「荒れ狂う嵐の一夜、岩場では悪魔が躍り、かわいそうなジルは悲しんだ」はイギリスかアイルランドの妖精昔話風。 「鬼神の京にあらわれる」はいわゆる羅生門の鬼です。

老婦人が語る幼いころの昔話。 お宮の境内で行われる夜市。しかしそれは、妖たちの集まる市だった。 ヒキガエルに案内をされた夜店の並びに見つけたのは美しい飴。どうしてもその飴が欲しく…

二世紀前の戦争で唯一生き残った女の人形であるリボは人間の感情を持っていた。閉じ込められ、現代まで眠り続ける。そして、約二世紀が立ち、リボは自力で目を覚まし、脱走した。そこに、整備…

浦島太郎をもとにした戯曲（舞台演劇の上演用シナリオ）です。 対象年齢４～５歳。 幼稚園などでの、お遊戯会やお楽しみ会にどうぞ。

一夜の宿を借りた旅の僧が語る。人がけものの姿にみえるようになった若殿は、残忍な虎の心をもった姫から逃げだし、いたずらの罰でしじみに生まれ変わった元天女の娘に出会います。基本ボーイ…

桃を食べて若返ったおばあさんとおじいさんの物語です。

「あのね、単身赴任で他所に行ってるお父さんが仕事で帰ってくるの。それで、お母さんが、あのね、太郎くんをごはんに連れて来なさいって」 彼女は照れ臭そうに言った。僕が出会った彼女の…

正しいと信じこんだ道を必死に走ってきた。けれど、自分はほんとに正しいの？理不尽な世界で最後の一歩が踏み出せない、そんな背中を押すのは......

今の時代、昔の常識が通用しないことが多々見受けられる。時の流れというのは恐ろしく早いものである。そんな世で時代柄に関係なく受け継がれているものは沢山ある。童話及び昔話や伝記といっ…

変態紳士が贈る、変態紳士の為の心温まる昔話。

ちょっとした思いつきで書いてみたお話。

むム無。

笠地蔵の改変版です。 もしかしたらこうだったんじゃ？

彼女の前に、季節外れの山茶花のつぼみが落ちてくる。 明らかに怪しいと思いつつも、惹かれてしまう花子。 そして、彼女を誘うロビングッドフェロー。 花子は、導かれてしまうのか。

人柄がよく世話好きなおじいさんとおばあさんがお伊勢参りに行きました。 そして･･････ ２０１６／９／１９　少し修正しました。

無題

笑わない王女を笑わせようとして

悪さをしようとして逆にいい事になる子供悪魔のお話です。

ベンチャー企業を立ち上げて上場間近の私の前にやってきたのは、年老いた地上げ屋の金森だった。迷惑に思う私に構わず、金森は懐かしげに昔話を始める。そこには恐ろしい罠があった。