「日常・青春」を含む小説

　この物語は、とあるおっさんと出不精の少女が行ったＴＲＰＧセッションを、えんえんと晒していくものです。 【一章】　ファンタジー編　チュートリアルシナリオ『終焉の儀式』 　筋肉バ…

高校に入学した佐伯直哉は、同じ図書委員の新藤美結と親しくなる。 彼女はクラスでのコミュニケーション力が高く、まだ入学して1ヶ月なのに誰とでも親しくしていた。 そんな彼女に尊敬を抱…

本質を見破る少女、日隅とごめんなさいをごちそうさまと言ってしまう塾講師、チャンドラのまだこの世にないものを探す旅。

私立の女子高に通う佐々木佐枝子はクラスメイトの仲のいい二人で百合妄想をするのが日課となっている、完全なる百合豚である。もちろんそれをひた隠しにして大人しいお嬢さんとして擬態してい…

冬休み。早朝の寒気の中温もりを求める男女の話。

赤く大きな花びらを持ち、ライオンとも形容されるアマリリス。その花言葉は「誇り」、「おしゃべり」と同時に「虚栄」、「内気」という逆の性質を持つ単語が与えられている。これはアマリリス…

三年前、何も言わずに俺の前から姿を消した幼馴染み。あの日彼が残した言葉に俺は今も捕らわれたままだった……

勝手に600字縛り同題異話、6話完結予定！つながらない６つの現代ドラマ、冬の日常。今白ワイン飲みながら！

俺は、いじめられっ子だった。 一人息子で甘やかされて育って、小太りで、馬鹿で、友達もいなかった。 中学二年生の夏休み直前。 俺は突き飛ばされた勢いで橋から落ちて死んだ。 俺がい…

「この世界は煩すぎるわ。 大半の人々が居なくなってしまえばいいのに。」 　高校1年、夏。隣席に座る女子、工藤さんは唐突に人類滅亡を提案してきた。 　その意見を真っ向から否定する…

高2の春休み。突如、家にやって来た年下の幼なじみ、彩夏。その目的を尋ねると、この家に住むとか言い出した。 あれ、あれぇ？これって、同居というより同棲なんじゃ。 なあなあで始まった…

束の間の青春、束の間の恋愛。穂乃果は寂しい恋の結末をどう迎えるのか・・・・・・。

父子家庭の漣はいつも通りアルバイトをして帰ってきた。するとそこに置いてあったのは親父はとんでもない借金をしてかつ俺は売られたという旨の手紙だった。 そこに現れたのは中性的な顔の美…

【あらすじ】大学二年生の春休み、することもなく深夜のコンビニで適当な酒を買って帰るとリビングに妹が居た。悩みでもあるのかと相談に乗ろうとすると「酒が飲みたい」という話になり…………

高校三年生、最後のクリスマス。 普段は交わることのない不良少女と優等生の少女が、特別なこの日だけは一緒にいた。

少年は出会ってしまった。 桜並木のなかで、風に揺られる髪をおさえ、どこかくすぐったそうにしている彼女に。 その光景を見たときに分かったのだ、直感で。 あぁ、この人と結婚するんだ…

大学1年の僕と2つ上の先輩は長雨の冬を一緒に過ごしていました。 ただのありふれた幸せがここにはあります。 ※この作品は「小説家になろう」にて同作者・同作品名で投稿しています。

　あと十五分で私たちは死んで、あと三十二分で夜が明けて、あと二時間後には世界が変わるの。 　夕張が笑うと、右上の犬歯がないキュートで不細工な笑顔が彼女の顔中に広がった。 　夕張…

いつもの会社への通勤中、突如女子高生に告白される。 最初は金目的だと思って冷たくあしらっていたが、どうやら彼女は本気らしく、毎日毎日通勤中に明るく話しかけてくる。 そんな明るい彼…

頑固者の作太が抱く、小笠原への複雑な感情を描き出した短編集。