「冬」を含む小説

人嫌いの天使は、ある冬の日、船香(ふねか)という少女と出会う―― ＊「カクヨム公式自主企画『百合小説』(文芸百合部門)」に寄せて書いた作品です。

児童文学って何だろうなと思いながら書きました。わかりませんでした。なにとぞ

辛い歳月を過ごし、失意に沈んだ者は、人の痛みを知る。命を賭して雄々しく立ち上がれる。謎に満ちた幸村伝説がはじまる。

　本作は、シリーズ作品となっております。 　もしよろしければ、前作、［メイド・ルーシェのノルトハーフェン公国騒乱記］も合わせてご覧ください。 　登場キャラクターなど、前作からそ…

冬の夜。雪原にある大きな木の下で、いつもどおり本を読む男の子ソラと付き添う幼馴染のノゾミ。2人綺麗な星空を眺めていたが……。 完全素人が送る現代ファンタジー？もどき。 ※この…

〈コンテスト用あらすじ〉 　鞍部止利（くらつくりのとり）の伝承を下敷きに。架空飛鳥昔語り。 　第１話はトリの祖父、渡来人、達等（たっと）の話。 　第２話からはトリの父母の話。 …

ある冬の夜。家の前に出ると、そこにはこの世のものとは思えないほど美しい君がいた。彼か彼女かわからない君に触れ、『願い』を唱えると…… これは、主人公の少女――真実が、この世ならざ…

三年前に遠く離れてしまった二人。 これは冬のある日、二人にとって特別な日、三年ぶりにまた顔を合わせられる日の話。 時間が経って変わっていくものと、どれだけ時間が経っても変わら…

僕は、一言で言ってしまうなら、感情を言葉にするのが苦手だ。 自分の言葉で、誰かを傷つけたり、そのせいで誰かに嫌われたりするのが怖かった。 死にたいわけじゃない。ただ、ありふれた環…

男×女 20分程度のシナリオです。 新潟を舞台にしたお話（標準語バージョン）です。 5年ぶりに故郷、新潟に帰って来た由利、久しぶりに幼馴染の真司と会うが・・・ 基本的にサシ劇…

男×女 20分くらいのシナリオです。 新潟を舞台にしたお話（新潟弁バージョン）です。 5年ぶりに故郷、新潟に帰って来た由利、久しぶりに幼馴染の真司と会うが・・・ 基本的にサシ…

高校三年生の冬。篠崎華は既に進路が決まっていた。だが、まわりはいまだ受験真っ最中。教室に漂う空気が窮屈で自習時間に図書室へと逃げ込んだ。誰もいない図書室で向かう場所は、気になって…

《雑あらすじ》 クラスで転移したら強い力とかもらえるんじゃないの?? 《ちゃんとあらすじ》 神様に呼ばれクラスごと王国に呼ばれることになった主人公の春風冬馬【ハルカゼトウマ】は、…

ひとり読み（朗読）台本 ゆっくり読んで、約８分程度だと思います。

　画廊に勤める賀美原蓮乃（かみはら　はすの）は、昔から神殺しの夢を見ていた。 　ある日、友人・美織（みおり）の部屋の押し入れで、白い糸が巻かれた人型の御札を発見する。それは山奥の…

高校1年生の冬、白河飛鳥は受験生の三春紗理奈と屋上で出会う。 その場から飛び降りようとしていた紗理奈。 諦観した考えを持った彼女に飛鳥は告げる。 「俺が手伝ってやるよ」 「した…

９月の終わり、夏の残暑が消える頃。学校の屋上に１人佇む笠松葵さんは、僕にそう告げた。 「死ぬって、それは……っ」 　泡を食う僕のことなんか、笠松さんは気にしない。 　彼女はた…

　糸間冬之は幼馴染、壬達胡絃の目から見ても変な奴である。いつもヘラヘラしており、お世辞にも真面目とは言い難い性格。自由奔走で空気は読まないし、言いたいことはその場でズバズバ言う。…