「ひと」を含む小説

KAC2023参加作品です。 好きなひとにつく嘘と、好きでもないひとにつく嘘。忘れられない恋のせいで、彼はまた嘘をつく。本屋でつく嘘は、優しさなのか自己中なのか。

あの頃、友野詳ってラノベ作家、勢いありましたよね？ ……なのにれいのコラムのリストから、落ちちゃってるみたいなんですけど……。 『高飛びレイク』シリーズ、『魔獣戦士ルナ・ヴァ…

私は夏休みに祖父母の家へと泊まりに行った。 その先で起きた夢のできごと。

　その日、外回りだったサラリーマンの智成　全(ともなり　ぜん)は、直帰の許可が降り揚々と自転車で帰路へつく。 　帰路の途中、全は些細な事から中高生3人組の真中　聖人(まなか　…

主人公の魂や感情、悩みや痛みをしとしととした文体で描く短編集。ネガティブな感情をそのまま肯定するお話が多いです。 陰鬱さのある、美しい文章、描写が持ち味。 全話完全独立なのでご興…

浅春の夜、ベッドの湯たんぽに語りかけながら、過去に受けた暴力＆昨秋のレストランの鯉＆「経営塾」の看板を思い出す。

もうひとつ奇妙なのは、この若い男の額に、CAINと焼き鏝で刻印が押されていたことだった。 殺人の噂を聞いて、脇坂の両親が届け出たので若い男の身元が割れた。 家人には友達と会うと言…

ふと、ここはどんなひとが住んでいるんだろう？ と想像を巡らす家に出合ったこと、ありませんか ５分で読める１０００字程度のショートショート６０作品目 １００作品まで毎日公開！　

月城康介32歳リサーチャー。一ノ瀬幸弥同じく32歳商社営業職。二人の濃密で、艶やかな夜のひと時を、覗き見るショートストーリーです。ボーイと呼ぶには、知り過ぎて、おじ様と言うにはま…

　大学のサークル「いみじくもひとごこち」。 　零れるように切ない彼らの想いは、煌くかけがえのない時間を象徴し、緩やかに穏やかに過ぎてゆく。 　誰かが誰かを大切に想い、誰かが誰…

美容師のアシスタントの給料は安い。 友達は友達同士で上京して行った。 別に仲が悪いわけじゃない。 美容師になる前、俺はチャライ原と呼ばれていた。チャラくないのに。 髪色がキャラメ…

面白いネタが思いついたら、更新します。 できるだけ、カクヨムや、小説の執筆に関係あるネタにするよう、努力します。

幼なじみで友人のキミは、機転が利いて優しい。キミの優しさに触れた人は皆、虜になっていった。 そんな魅力的なキミのことを、私はただ傍観する。

以前ブログなどに掲載した習作に一部加筆修正を加えたものです。

とある路地裏の、小さな２階建てのバー。 紹介制のこのバーに出入りするのは、裏社会の者や、ここに「呼ばれた」者。 一晩の安らぎを求め、今日も入り口のベルが鳴る。 これは訪れる客達の…

メイドのソフィアは、奥様のイヤリングを盗んだ疑いをかけられ納屋に閉じこめられてしまう。犯人は自分ではないと書状で訴えるが…… ミステリアスなメイドとおませなご令嬢の、午後のひと時…

大雪の翌朝、玄関前に残された雪掻きの跡に思わず涙が……。

香水をテーマにした短編集。 紀元前から宗教的な用途や薬用として使われていた香り。 近代以降、楽しみや嗜みとしての香水が生まれた。 薔薇、茉莉花、没薬、シトラス、ムスク、シベット…

すべては、あの時から始まった。 あなたが、わたしの名前を呼んでくれたあの時に、もしかしたら、知り合いかもしれない、親戚かもしれない。 そうじゃなかった。 長石監督。 あの時は…