「僕ら」を含む小説

即興小説トレーニングでテーマ「肌寒い境界」必須要素「ロードローラ―」制限時間30分で書いたものです。

数日前、とある戦争が終わった、紛争地帯。 そこはもう、全てが終わった場所。 そんな場所で僕らは戦ってた。 戦う意味も、理由ももう後付けだけれど。 でも、それでも引けないん…

もちろん、キャラクターは、『魔法にあふれる世界で、僕らは生きている』の神様たちです。 https://kakuyomu.jp/works/1177354055303642182 …

【ゆえに生まれた子どもは眼球を持たない。代わり、眼球が収まっているはずの空洞には無数のバクテリアの抜け殻がガラス玉のような塊となって埋まっている。薄水色に透き通るそれはこの世のも…

文化祭。僕はただの行事の１つだと思っていた。コウジと出会うまでは。やがて僕らは本格的にバンド活動をする事になるのだが、とりまく環境の変化で少しずつ2人はすれ違っていき・・・。

とある世界の、とある国の独り言 ハンモックに揺られ、銀色の指で髪をなでられながら、紫色に輝く、その人のまあるい花弁を眺めて、丘の上で話したこと ーーでもさ、僕らってそういうも…

上流階層に属する人間の住む街の一角で、人間に奉仕するため工場で働く『機人』たち。生き物としての誇りと自由を求め、危険と抑圧の中、彼らは彷徨い始める…

踏切があくまで喫茶店に立ち寄るお話です。

ここは童話世界【フェアリーファンタジア】。誰もが知ってる童話の登場人物に擬えた『童話人』たちが暮らす世界だ。 人喰いの森エリアの白頭巾ちゃん、 オカシの家エリアのヘンテルとグレ…

　この世界がいつからあるのか。この世界が何なのか。人には知るすべなどない。 　ひょっとしたら、この世界にいる何者かが快適に暮らすためにつくったのかもしれないし、別の世界から眺め…

かつておんがくの天才と呼ばれた高校生山田優作 だが今は、落ちた天才などと呼ばれてしまい自信をなくし、音楽をやめてしまった。 そんなところに田中冬美という女の子が現れ 優作を軽音部…

友達と駅前を歩いていて、ふと銅像が目に映った。もしこの銅像が意思を持っていたら、僕ら人に対してどう思ってるんだろう。待ち合わせ場所にされる怒り？ 子どもへの微笑ましさ？ たま…

騎士学校を卒業したとしても、騎士になれるわけではない。 それなりの〝認定試験〟が存在するのである。これをクリアしなければ、〝騎士〟の称号を手にすることはできない。 年に1度しかな…

自分の中にあるもう一つの人格。生きていく中で生まれた体を共有する『もう一人』が超能力を持つ現代。超能力者はただの道具に過ぎなかった。

隕石の落下を契機に、日本で初めてゾンビが発生した。 街は混乱をきわめ、ゾンビの浸食は広がる。 僕と彼女がゾンビになったものかなり早い段階だった。 僕らは二人で部屋にこもり、静か…

ゲイ専用のSM風俗店で働く僕と、一般会社員で働くノンケのあいつ。交わるはずもなかった互いの人生が、ある出会いから交錯し始め、僕は得体の知れない様々な感情を揺さぶられていく。

　伏し目がちな目が微かな憂いを湛えて見え、清楚という言葉が人間の形をとっているようだった。 　けれども僕は、彼女の本性を知っていた。それだけが最大の問題点だった。 （2012年…

株式会社TOKIO設立を祝いまして、TOKIO SFを書きました。思い付いちゃったんだからしかたない

同窓会のために故郷へ帰る途中、異世界フェルナディアへと転移してしまった5人の若者たち。 行き場のない僕らは弱小貴族のお屋敷に招かれ、御家の繁栄に力を貸すことに。 しかし、他の4人…

容姿はいいけどクールぶってスカしたところがある高校生の綾瀬大雅は、同じクラスの成海さんが好き。 他の子とは違って表裏がなく可憐な成海さんに元々惹かれていた大雅だったが、大きく恋愛…