「昭和？」を含む小説

ラフマニノフの前奏曲ト短調を聞いて思いついたお話です。なんだか昭和歌謡みたいな不思議な曲でした。このお話は企画にも参加させて頂きました。 正式な曲名は、ラフマニノフ作曲、前奏曲ト…

　昭和は遠くなりにけり。 　令和の若者達によってスマホで姿を盗撮され出没場所を特定されSNSに誹謗中傷を書き込まれた都市伝説の主達。 　心を折られた彼らは現代日本に見切りをつけ…

　1980年代の終わりごろ、時代が昭和から平成に移り変わる直前。 　老舗和菓子屋の跡取り俊彦は、残り少ない自由を謳歌するためにバイクで当時流行った林道ツーリングに出掛けた。長い林…

　拙い文章ではありますが、出来る限りで読みやすく、誤字・脱字が無いように心掛けて書いております。 　少しエロチックな要素も含めつつ、コレからも気ままな文章にはなりますが、書いて行…

今年で戦争が終結して76年。この時期だからこそこの作品を書きたくなりました。 タイムワープをして様々な時代に移動する一人の少女。 記憶もなく右も左もわからないまま生活をする日々。…

電話といえば黒電話。 カステラ一番、電話は二番。 かつて電話番号は一桁だった時代がある。 郵便屋さん、ご苦労さん。 戦後の高度経済成長期、25グラム以下の封書は切手代二十円で配…

昭和の西成、あいりん地区。そこは奇妙な世界が広がっていて、僕はその渦に巻き込まれる。いや、僕が西成を巻き込んだのかもしれない。

夜の散歩は捕物に巻き込まれててんやわんや。尋常五年生マサジの叔父も、あやしい仕事に手を貸しかけて、自転車であちらこちら。 ※「一」の続きです ※全61話 ☆2023年3月12…

死んだ親父から聞かされた犯罪の実体験談。 土建屋で働いていた親父は、役人相手の接待麻雀で知ってはいけない情報を知らされていた！ これは半世紀前、社長のカバン持ちとして強要されてい…

　――田舎での新しい暮らしは、毎日が発見と驚きの連続！ 　父の仕事の都合上、単身、数年ぶりに親戚の住む田舎町を訪れた主人公。そこで出会ったのは、風になびく黒髪と白いワンピースのコ…

昭和17年初夏、徴兵検査が嫌で嫌で、暮らしていた八幡学園から脱走した清（きよし）という男は、線路の上を歩いていたところ、蒸気機関車に轢かれそうになる。線路から飛び降りるも肥溜めの…

スクランブル発進した小松基地のF-15Jが、白山上空で見つけたのは…… ※某サイトで「100」をテーマにしたコンテストに投稿した作品です。

深谷「ねぇねぇ、本庄」 本庄「なんだ、深谷？」 深谷「なんか暇だねぇ」 本庄「まあ、うちら脇役だしな」 深谷「え？そうなの？」 本庄「いや、出番の少なさ考えればそれくらい分かるだ…

退屈な日々を送る高校生・功武（いさむ）の頭上に落ちてきた魔法少女・澪月（みおつき）は、魔法世界の学園《エリュシオン》からの留学生だった！　澪月のサポートをすることになった功武は、…

木曽義仲に従軍した諏訪の住人　美和兄弟の戦い。 京に上り、平家一門と戦っていたが、鎌倉より源 義経等が圧倒的な数で攻め上り、不利な戦いになる。

第二次世界大戦に赴いた宮仕正は、戦後シベリア抑留者として帰国した。帰ってきたら愛していた妻は、他の男性と結婚し子供がいた。 ＊文字のバグで文章がおかしいところがありましたが、修…

索田辰二郎（さくたしんじろう）。 旧華族の次男として生まれた彼は、眉目秀麗・泰然自若と世間から謳われる男だった。 ある日、彼は自ら命を絶つことになる。 そして翌日。 警察は婦…

拙著『明治・大正・昭和の男色』の追記雑談というか、そんな感じのお話です。 なんとなく思ったことをつらつら書いていきます。

　昭和２１年初冬。 　大将への昇進を控えた油屋 小吉《あぶらやしょうきち》は、友人の薦めで暗殺者を護衛として雇うことになった。 　これは、書き換えられた後に歴史に名を残す英雄…