「……の、ようなもの」を含む小説

西方大陸には昔から伝わるお祭りがあった。 ある時期に行われるお祭りは贅沢を尽くしたようなものではなかったが、人々が生きるための力となっていた。 メリナ、チルリルはそのお祭りを通し…

修学旅行の夜――最初は「だれが好きなん？」みたいな話をしてわくわくしていたのに、最後は退屈になってみんな眠ってしまう。このエッセイは、そんな退屈になったころの会話のようなもので、…

幼馴染みのこと、家族のこと。 それぞれに乗り越えて、つきあい始めた麟子と秋埜。 けれど、二人の女の子がそんな関係になったとしても…それだけでは済まなかったりも、するのです。 …

　ミクニは旅の占い師。十六歳になり、師匠の元から独立した。 　まずは芸術の街アルティアを活動拠点と決め、そこで占い業を始める。しかし、その街では占い師の信用が失墜しており、このま…

同窓会――――それは、数十の束をまとめる〈ひも〉のようなものだ。 数時間の "A Story" の結束。 再会の喜びの反面、〈ひも〉で縛られる苦しさもまた、そこにはあると思う…

作者の人生観満載の会話録のようなもの。人の人生観を見て楽しみたい方はどうぞ。

・あらすじ 　プロゲーマーに近い実力を持つ、ひとりの女性はバズりに関係なくゲームをプレイしようと考え、直感であるゲームに的を絞った。 　しかし、そのゲームはストーリーを含めて…

【あらすじ】 　埼玉のとある場所で行われた成人式。 　嫌々ながらもなんとなく夜の同窓会にまで参加していた大学生の石狩翔（いしかりしょう）は、中学時代の同級生で当時仲が良かった…

　ホラー（主に映画）でよく出てくる演出などをまとめた創作メモ――のようなものになると思います。だいぶ見切り発車です。公開済みのものでもちょこちょこ加筆修正していくと思います。

3000字以下の短編。 どこかここじゃない世界。だけど突き詰めればあなたや私の世界と同じ。絵から絵へ物理的に落ちようともがくのは、きっと苦しい。 1/fのゆらぎに漂うようなものを…

夜中に豆腐を買いにスーパーへ出かけようとした俺は、深夜の公園で鬼の姉弟を見つけた。 姉らしい女の鬼は美人だが、マシンガンのようなものをぶっ放している。 弟らしい男の鬼は美青年だが…

「地下室の扉を開けては駄目よ」 毎日母から言われる言葉だ。 好奇心旺盛なミリルは、こっそりと地下室の扉に耳を当て、向こう側の様子を探ることを日課としていた。 扉の向こう側からは、…

★とか応援ありがとうございます。 意思の強い女が愛に走るのがたまらんですねぇ。 こういう健気な女には痺れますね(笑)皆好き(笑) 内容は 異世界で恋愛メインで各々の想いの話…

　この世には人間の住まう場所とは別に、魔法の国と魔獣の国というものがある。 　どちらも人間の世界への立ち入りは禁止という掟があり、また両者の国でも不可侵条約のようなものを結ん…

　平々凡々とした人生を望む貴族少女、コル・リフーザはしかし、十五歳で挑んだ魔術（ギフト）授与の儀式で無情な宣告をされてしまう。 　神が彼女に与えたのは、アイテムボックスの能力……

水谷幸喜(ミズタニコウキ)の目の前で、恋人の赤井沙希（アカイサキ）が車にはねられた。事故後、沙希の両足は動かなくなってしまう。車椅子生活を送る事となり、落ち込む沙希。その様子を見…

　私はどうやら世間一般的に言うところの恋に堕ちてしまったようだ。 　私がそれに気付いた直後に真っ先に行ったモーションは顔を赤らめるのではなく、頭を抱えてしゃがみ込むというようなも…

　世界は平和だ。５０年以上戦争も無いし、国は富んでいる。 　アルベール、私の名前だ。この国、リッシュモン王国の第三王子なのだが、どうも退屈な毎日に辟易している。 　毎日の武術の…

完結はしています。 ※詩と回想 : 先に詩を公開して行き、後から合間を繋げるように回顧録のようなものを公開していくスタイルなので、抜けている部分は毎週水曜日に公開されます。 回…

拙作、TRPGセッションのようなもの、のスピンオフ的短編です。 でも、あんまり関係ないですね(苦笑)