「忘れないから」を含む小説

忘れられた名もない作品が 僕に伝えたかったこと。 耳を澄ませてもきこえないなら、 僕は知るための旅にでる。 ---------------- 『私』からみたopの話と『僕』からみ…

※誠に勝手ながらタイトルを変更しました。 「あなただけが私を忘れてくれなければ良い。だから聞いて、私の歌を」 　そう言って俺の最推しの歌姫は、俺だけに単独ライブを開いてくれた。…

高校2年生の頃、ズル休み明けに登校した7時40分。いつも通り自習を開始した。だんだん騒がしくなってきてクラスメイトが次々着席していたことに気がついた。このとき何故か普段のように会…

偉大な魔法使いのデュッカは突然、魔法が使えなくなってしまう。 弟子のハロルドとカメレオンのロメンはそんなデュッカのことを心配していた。 デュッカは自分の魔法を取り戻すために、ハロ…

二〇一七年七月二十七日──彼女が亡くなった。 亡くなった彼女は何を思って私に手紙を書いたのか。私は彼女と過ごした中学生時代を思い返す。 あの頃の私たちの精一杯の恋と、生涯忘れ得ぬ…

双葉工業高等専門学校(通称：双葉高専)2年生の青山透莉(あおやま とおり)は考え事をしながらある路地へ通りかかる。その路地は迷い込んだら戻れない不思議な路地だった。 一方、時を同…

土用の丑の日を間近に控え、スーパーの特設コーナー行きを運命づけられていた、しがない養殖ウナギ。選別ミスという幸運の波に乗り、ひょんなことから高級料亭の生簀へと紛れ込むことに。 周…

成長した？大人になった？遊び心がなくなった？ 子ども心を忘れてない？進歩がない？一貫してる？ 変わることは、良い事なのか悪い事なのか？ 変わらないことは、良い事なのか悪い事なの…

日々思う事〇 日々動く事◇ 日々得た事△ ワタシをカタチ創るモノをいつまでも忘れない。

軽い風邪を患った美大生Kは、夢の世界に浸りそこで「林檎」と「白桃」の表象に出会う。強烈な二つの果実の甘みに悩まされた彼は夢幻の世界で出会った「怪物」に身を投じ、夢の世界を切り捨て…

その世界では一生に一度、最も多感な時間に人格が混在する。 新しい人格は情愛が足りぬまま大人になり、古い人格は子供のまま上書きされ、消える。 つまり、人は二度死ぬ。 ちっとも痛く…

おしゃべりな庶民の少女【フレア】と、次期王位の少年【ロス】は、誰にも言わずに丘でたびたび会っていた。 ところが、フレアが六歳になった日にある事故が起こり、二人はお互いの立場で暮ら…

※この手紙はフィクションです。 “どうか、先生や私のことは詮索しないでくださいまし。まして、奥さまのお名前など……　忘れてしまいましたわ。” ・・・・・・・・・・・・・・・ 『あ…

今丁度ゲスの極み乙女の「光を忘れた」を聴いているんです。

姉 料理と掃除が得意 愛情深く、慎重な性格 思い描いた通りの魔法を使える 弟 変装が得意 好奇心旺盛 夢で未来を見ることができる もう1人の弟 物静かな性格 前住んでいた街で…

運び屋《ポーター》というパーティーでの役割がある、迷宮や他の場所へ行くにも荷車を引いて剥ぎ取り、炊事などを熟す所謂雑用。 だが、パーティーは大きくなれば必要不可欠な重要な役割を…

小学五年生の夏休み、春菜ユキは幼馴染の伊咲りんと軽い気持ちでファーストキスを交わす。その時の記憶を忘れられないまま中学生になったユキは、自分より先に中学校生活に馴染んでいたりんと…

神は現世を観察するための人形を作った。 かの人形は自らの意思を持ち、自らの意思で行動する。時に神はかの人形を依代とし、現世に降り立つ。そして、信託を我々人間にお授けになり、神世に…

あらゆる困難に立ち向かう主人公。生きている意味を失う。失い続ける先に未来はあるのか